日本大学(商学部)の日本史対策

本記事では日本大学商学部の日本史対策について記載しています。

商学部(A個別方式)の日本史の試験時間は60分で、配点は100点です。

目標得点率を75%に設定して勉強していきましょう。

各項目の傾向と対策

●全体の傾向
大問は4つで、マーク数は40個です。
古代、中世、近代、現代のすべての範囲から出題されます。
史料の空所補充や内容についての設問、年号・年代問題、正誤問題などで構成されているため、用語の暗記だけでなく教科書の内容理解も必須です。

問題別の分析
・史料や文章の空所補充、内容に関する設問
史料や文章の中に空所があるので、適する語を選んでいく問題です。
出題される史料はどれも教科書レベルなので、教科書を読みながら史料の内容にも目を通しましょう。

史料の内容から出来事を類推するタイプの問題も出題されるので、一つ一つの出来事の名称だけでなく、内容まで正確に理解、暗記をしておいてください。

内容に関する設問も同じように用語の暗記とその内容を正確に理解するようにしましょう。
例えば、租調庸のそれぞれの内容や承久の乱の背景などについて簡単に他の人に説明できますか?

・出来事の並べ替え問題、ある出来事の間に起きたことを選ぶ問題
どの年度でも必ず出題されますので、流れの理解か年号の暗記には力を入れましょう。
用語の並べ替えや内容から出来事を類推して並べ替える問題もあります。

ある出来事とある出来事の間で起きたことを選ぶ問題についても並べ替えと同じように年代や年号を意識しながら教科書、参考書を読んでいきましょう。

・正誤問題
a, b, cの3つの文、もしくはa, bの2つの文があり、その正誤を判別する問題です。
年代が違ったり、人物とその人がやったことが違うなど、教科書の文章を正確に覚えていないと対応できません。

以上から日本大学商学部の日本史は下記の手順で勉強していくと効果的です。

教科書や流れを追うことができる参考書を中心に読み進め、用語は一問一答で覚えていきましょう。
太字などで強調された部分だけをチェックするのではなく、その内容と結果を正確に把握できるようにノートなどにまとめ、いつでも見返せるようにしてください。

年号暗記は専用の参考書、問題集をやったり、教科書、参考書を読んでいるときに出てきた年号をノートなどにまとめて覚えるという方法で攻略していきましょう。

インプットだけでなく、『日本史 基礎問題精講』などの問題集を使ってアウトプットを欠かさないようにしてください。

以上が終わったら直近3年分の過去問を解き、曖昧になっている部分をつぶしていきましょう。