明治大学(情報コミュニケーション学部)の英語対策

本記事では明治大学情報コミュニケーション学部の英語対策について記載しています。

情報コミュニケーション学部の英語の配点は100点で、試験時間は60分です。

目標得点率は75%以上に設定して勉強しましょう。

情報コミュニケーション学部の情報(個別入試・3科目)

年度募集人員志願者数受験者数合格者数競争率
20233724,8784,7411,0054.7
20223924,8874,7411,0784.4
20213924,6464,5001,2133.7
出典:入試データ https://www.meiji.ac.jp/exam/information/data/index.html

●全体の傾向
長文読解が2題、会話問題という構成です。
長文読解は2つとも約900語と、かなり長いので、最後まで内容を把握しながら読み切るスタミナと60分という短い時間で回答を絞りきって回答する瞬発力が求められます。

●大問1(長文読解)
設問は空所補充問題、下線部の意味を選ぶ問題、下線部の理由を選ぶ問題、文章のタイトルを選ぶ問題などで構成されています。

空所補充問題は文脈上適切な語句を選択する問題と、必要な場合は文意が通るように語形を変えたり、適切な品詞に変えて記述する問題があります。

選択問題は文脈判断をすることは前提として、語彙のみならず熟語の知識も問われるので、両方とも正確に暗記しておきましょう。

語形や品詞を変えて記述する問題は文法のほか、各語彙の名詞、動詞、形容詞(副詞)の形を書けるようにしておきましょう。答えは1語になるので、例えばbe動詞が必要になったりはしません。

下線部の意味や理由を問う問題は下線部の前後関係を確認し、言おうとしていることを抽象化します。(つまり何が言いたいのかということです)

目安として20分以内で終えられるといいでしょう。

●大問2(長文読解)
設問は内容の確認問題で構成され、すべて選択式です。
文章の内容を理解しているのかについて問われます。問題数は8問で、おおむね文章の初めから順番に内容確認問題は出題されます。

純粋な読解力を問われますので、単語、文法、語法、イディオムをおさえつつ英文解釈を入念にこなし、長文読解を多くこなしていくという王道の勉強法で対応することができます。

大問1と同じく長い一方で、瞬時に回答する必要があるため過去問演習は必須です。

目安として20分以内で終えられるといいでしょう。

●大問3(会話問題)
会話文があり、途中で(A)~(H)の空所があるので、流れに合うように文を入れていく問題です。典型的な会話問題で、特別な会話表現などはあまり問われていません。

いきなり選択肢を見るのではなく、何となく何が入りそうか想像しながら見た方が早いです。

目安として10~15分以内で終えられるといいでしょう。

大問1と2の長文をいかに素早く正確に処理できるかが合格のカギとなっています。
勉強法はシンプルで、語彙力と文法力を鍛え、英文解釈をし、多くの長文読解をやり、過去問演習をやれば対応することができます。

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