明治大学(経営学部・個別入試)の英語対策

2021年10月18日

本記事は明治大学経営学部・個別入試の英語対策について記載しています。

明治大学経営学部は経営学科、会計学科、公共経営学科にわかれています。

試験時間は70分で、配点は150点満点となっています。

各項目の傾向と対策

全体の傾向
大問はぜんぶで4つです。
長文読解①、長文読解②、英文法・語法問題、会話問題という構成です。
長文読解で出題される文章は長めなので70分という短い時間で解ききるには、普段から多くの文章に触れておく必要があります。
各設問は私立大学でよく出題されるものばかりですので、傾向はつかみやすいかと思います。
必要とされている語彙力や文法・語法力などは標準的ではあるものの、やはり70分という短い時間との戦いになるでしょう。

●長文読解①(大問1)
大問の中で1と2にわかれていて、1が空所補充問題、2が内容に関する問題です。
標準的ではありますが、文章が長めなので、ここは素早く処理できるように普段から多くの長文に触れておきましょう。

1の空所補充問題は空所の前後の文内容から推測して答える問題です。
また、日本語文を英訳するときにできる文の中の空所に入る単語を書く問題がありますが、基本的な整序問題対策を行っていれば正解できるカと思います。

2には必ずWhat is the main argument of this passage?”(この文の主な主張は何ですか?)という質問があります。読みながら結局何を伝えようとしている文章なのかに焦点を置いて読んでいきましょう。
その他、内容に関する問題が出題されますので、流し読みするのではなく、文章の内容を理解することに徹してください。

●長文読解②(大問2)
大問1とほとんど似たような問題構成になっています。
長文の長さは大問1より短いですが、設問は同じようなものなので、ここで集中力の大半をもっていかれないように普段から多読をして長文読解の体力をつけていきましょう。

語句の整序問題がありますが、大問1とは異なり、並べ替えたときに2番目と4番目に入る語句を選ぶ問題です。
本文の途中に出てきますので、文脈から並べ替えたあとに文章を予測する必要があります。

●文法・語法問題(大問3)
ぜんぶで15問出題されます。
空所に入る語句を選択肢から選んでいく問題で、基本~標準レベルです。
この問題に時間をかけすぎると時間切れになってしまうので、『ネクステージ』などの標準的な問題集を完成させて瞬時に解けるようにしておきましょう。

会話問題(大問4)
会話文の流れから空所に入る表現を選択肢から選ぶ問題です。
会話の前後関係から入る文を選ぶのは当然として、選択肢は会話表現が多いので、基本的な表現は参考書や問題集を使って覚えておきましょう。

また、覚えていなかったり、知らなかったりしても解けるように単語や前置詞などから大まかな意味を推測できるように対策をしていきましょう。

全体として長文読解が重いので、大問3と大問4は可能な限り瞬時に解けるよう、過去問演習を欠かさないようにしましょう。