同志社女子大学(学芸・現代社会・薬・看護・表象文化・生活科学)の英語対策

本記事は同志社女子大学の学芸学部、現代社会学部、薬学部、看護学部、表象文化学部、生活科学部における英語の対策について記載しています。

すべて一般入試前期日程です。

同志社女子大学の学芸学部、現代社会学部、薬学部、看護学部、表象文化学部、生活科学部の英語は60分で100点満点です。(学芸学部の国際教養学科、表象文化学部の英語英文学科は60分で200点満点)

目標得点について

合格最低点は学部によりますが、60~80%あたりで推移しています。
*得点調整などがあるので、厳密な合格最低点は不明です。

よって目標点は75~80%あたりに設定して勉強をしていきましょう。

各項目の傾向と対策

●全体の傾向
問題構成は長文読解、長文の空所補充、文法・語法・熟語表現問題、会話問題(国際教養学科・英語英文学科のみ)となっています。
文法・語法・熟語表現問題は20問あり、量が多いので時間をかけてはいけません。

●長文読解(目標解答時間:15分、目標得点率:70%以上)
問題数は10問です。
問題内容は内容一致問題と文中の下線が引いてある単語の意味にもっとも近い意味の単語を選ぶ問題です。
内容一致問題は選択肢の内容に迷うものがありませんので、長文が読めていれば時間をかけずに処理ができます。ここはできれば満点を狙いたいところです。
下線の単語の意味にもっとも近い意味の単語を選ぶ問題は、中には高校の範囲内の単語もありますが、基本的に推測しないとわからない問題です。
選択肢の単語を1つずつ当てはめていって、意味が通る、自然な文になる単語を選びましょう。

●長文の空所補充問題(目標解答時間:15分、目標得点率:70%以上)
問題数は10問です。
長文の空所に意味的に、または文法的にあっているものを選ぶ問題です。
接続詞や副詞の用法、自動詞と他動詞の使い分け、語彙などを特におさえておきましょう。
例えば、unless, otherwise, as far as, as long as, although, thoughなど単語をみて、それぞれの使い方を人に説明できないと思った受験生は、もう一度基本的な参考書、問題集をやってみましょう。

●文法・語法・熟語表現問題(目標解答時間:10分、目標得点率:80%以上)
問題数は20問です。
他大学に比べて文法・語法・熟語表現問題の数が多いです。
しかし、時間をかけるわけにはいかないので一問30秒程度で解いていきましょう。
問題数が多いとはいえ、難しい問題はなく、基本的な問題集にすべて記載されているものばかりです。
文法問題だけでなく、語法からの出題も多いので文法だけに時間をとられないようにしましょう。

●会話問題(目標解答時間:10分、目標得点率:80%以上)
問題数は10問です。
この問題は国際教養学科、英語英文学科志望の人のみです。
二人の会話を追って空所に最適な表現をいれていく問題です。
文脈で判断する問題もありますが、会話表現が多めなので、基本的な問題集などを利用して会話表現をおさえておきましょう。
知っていれば簡単に答えが決まるもので失点するのは避けたいところです。

問題の難易度はそこまで高くないのですが、時間が60分と短いため、あまり1問に時間をかけることができません。
基本的な語彙や表現などは即座にアウトプットできるように反復練習をしておきましょう。