時間がない受験生のためにやっておくべきセンター英語の過去問を厳選しました

2020年1月8日

「センター試験まで時間がなくて過去問を全部やることができない…」という受験生はかなり多いのではないでしょうか。

センター試験の中でもっとも重要な科目のひとつといえる英語はしっかり点を取っておきたいところですよね。

とはいえ、センター英語の過去問は20年度分以上あり、ぜんぶ解いていると他の教科に時間を割けなくなってしまう場合もあります。

そこで本記事では平均点で現在のセンター英語に近いものだけを厳選してご紹介します。

なぜ「平均点」で選別できるのか

まずは下記のとおり1991年度から2019年度までの平均点を並べます。
*本試のみです。リスニングは含みません。
*すべて赤本に記載されているデータを元にしています。

1991年度:130.96点
1992年度:121.32点
1993年度:106.72点
1994年度:96.43点
1995年度:109.52点
1996年度:126.14点
1997年度:137.42点
1998年度:127.74点
1999年度:111.44点
2000年度:119.62点
2001年度:110.71点
2002年度:109.68点
2003年度:126.82点
2004年度:130.11点
2005年度:116.18点
2006年度:127.52点
2007年度:131.08点
2008年度:125.26点
2009年度:115.02点
2010年度:118.14点
2011年度:122.78点
2012年度:124.15点
2013年度:119.15点
2014年度:118.87点
2015年度:116.17点
2016年度:112.43点
2017年度:123.73点
2018年度:123.75点
2019年度:123.30点


ご覧のとおり、ここ3年は平均点が123点あたりでブレがなくなっています

おそらくこの流れでいくと2020年度についても大きなブレがなく123点前後あたりで安定するのではないかと考えられます。
*共通テストの件があったため、受験者層が変動する可能性も考えられますが…

つまり、123点前後が平均点となっている過去問を解けば本番レベルに近い演習ができるということです。
関連記事:「マークシートで同じ回答が連続すると不安になる…」センター英語で連続する割合を調査しました

厳選したセンター試験英語の年度はこの8年分

今回は123点±2~3点の過去問を厳選してみました。

以下の8年分が該当します。

1992年度2003年度、2008年度、2011年度、2012年度、2017年度、2018年度、2019年度

以上です。

ちなみにですが、記載した30年分の平均点は120点ちょうどです。
*いいテストは平均点が6割になるテストといわれているので完璧な試験だといえます。

120点付近という基準を設けても上記8年分はいい問題だと考えます。

注意点について

センター試験まで時間がないとはいえ、できるだけ多くの問題を解いたほうがいいのは確実なので上記の8年分以外も解けるだけ解きましょう。

また、難化、易化については予想しきれません。
万が一2020年度の試験が123点から大きく乖離したとしても責任は負いかねますので、ご了承ください。

本番まで気を抜かずに集中して勉強していきましょう。