東京理科大学 工学部(B方式)の物理対策

本記事では東京理科大学 工学部(B方式)の物理対策について記載しています。
工学部の物理の試験時間は80分で、配点は100点です。
目標得点率は70%以上に設定して勉強していきましょう。
工学部の入試情報
東京理科大学の公式サイトをご参照ください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で3つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。
| 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | |
| 1 | ・可動台上の小物体の運動(34点) 空所×7 | ・慣性力を含めた力のつりあい、モーメントのつりあい(33点) 空所×7 | ・台車上の2物体の運動(34点) 空所×7 |
| 2 | ・磁束の時間変化と誘導起電力、コンデンサーを含む直流回路(33点) 空所×9 | ・交流回路、相互誘導起電力(34点) 空所×9 | ・磁束密度の変化、導体棒の運動による誘導起電力(33点) 空所×9 |
| 3 | ・正弦波の位相とドップラー効果(33点) 空所×14 | ・断熱変化を含む1室の気体の状態変化(33点) 空所×7 | ・ボイル・シャルルの法則、ヤングの干渉実験(33点) 空所×7 |
大問1が力学、大問2が電磁気学、大問3が波動もしくは熱力学から出題されています。
空所に穴埋めしていく形式ですが、問題数が多く、80分という試験時間内に解ききることが難しい試験です。
●対策
教科書や基本的な参考書を利用して公式や解法を身につけていきましょう。
本学部の物理は標準レベルの問題が多いので、典型的な問題をスムーズに解く力を身につけていきます。
発展的な問題は『良問の風』や『名問の森』などを使って演習を重ねていきましょう。
問題を解いて解答解説を熟読することで、何がポイントになっているのかをつかんでいきます。
途中の計算を面倒くさがる人がいますが、計算には真剣に向き合っていきましょう。
最後に過去問を利用して時間感覚を身につけていきます。
実際に時間を計って、制限時間内に解ききる力と正確な計算を素早くやっていく練習をしていきます。
早慶上理対策のまとめはこちら!↓
