早稲田大学 商学部の数学対策

本記事は早稲田大学商学部の英語対策について記載しています。

商学部は地歴・公民型と数学型にわかれています。

数学型の数学の試験時間は90分で、配点は60点です。

目標得点率は50%以上に設定して勉強していきましょう。

商学部の入試情報

・2025年度

受験方式募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
地歴・公民型3908,5467,76775410.3129.5/200(65%)
数学型1503,2082,6933946.8110.8/180(62%)

・2024年度

受験方式募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
地歴・公民型3557,7307,0396959.3128.7/200(64%)
数学型1502,7522,3294005.8109/180(61%)

・2023年度

受験方式募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
地歴・公民型3557,9497,2866569.7131.6/200(66%)
数学型1502,4902,1293705.2109.05/180(61%)

・2022年度

受験方式募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
地歴・公民型3558,2307,60169411.0130.6/200(65%)
数学型1502,6482,2763666.2109.4/180(61%)

各問題の傾向と対策

大問は全部で3つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2025年度2024年度2023年度
1・小問集合
1. 円と関数の共有点(数学Ⅱ)
2. 数列の漸化式と一般項(数学B)
3. 積分の定義と関数の性質(数学Ⅱ)
4. 正九角形の組み合わせと図形(数学A)
・小問集合
1. 不等式(数学Ⅰ)
2. 数列の和と不等式(数学B)
3. 数列の漸化式(積の形)と一般項(数学B)
4. 接線と面積の問題(放物線)(数学Ⅱ)
・小問集合
1. 指数関数と面積最大(数学Ⅱ)
2. 三角関数・内接円の性質(数学Ⅱ)
3. 条件付き関数の最小問題(直交性)(数学Ⅱ)
4. サイコロ・余りによる座標の確率(数学A)
2・座標と数列の融合問題(数学A)・単位円上の点の組合せ問題(数学AとⅡ)・四面体の幾何条件・体積最大(数学C)
3・空間ベクトル・体積最大化(数学Cと数学Ⅱ)・空間ベクトル(数学C)・数式の条件に合う整数列の問題(数学AとⅠ)

大問1は全4問の小問集合で、数列やベクトルは2025年度~2023年度では頻出です。
図形問題(平面・空間)の問題が多く、融合問題も出題されます。
商学部の数学は文系数学の中でも非常に難易度が高いため、すべての問題を解けるようにするというよりは確実に解ける問題を探すという方針で解いていき、プラスの点は英語や国語で稼いでいくということが最適です。

●傾向と対策
商学部の数学は下記のような対策をしていきましょう。
・小問集合での見極め
小問集合であっても難易度の高い問題が含まれます。
取捨選択をして、確実に解ける問題を探していきましょう。
解ける問題を確実に解くために教科書レベル、共通テストレベルの計算や思考を徹底して鍛えていきましょう。

・数列の徹底
数列の漸化式はすべてのパターンを瞬時にアウトプットして使えるようにしましょう。
他分野との組合せの問題も対策していきたいところです。

・ベクトルの応用に対応する
空間ベクトルを図式化し、式変形させ、最大・最小を導き出す練習が必要です。
数学Cの学習範囲なので後回しにしないように早めの学習をしていきましょう。

・関数(微分積分)と図形の融合に対応する
面積問題、接線、最大最小問題は視覚的把握力が問われます。
放物線と円との関係を図示しながら解いていく練習をしていきましょう。

・図形的把握力と空間感覚を養う
四面体、正多角形、回転体を的確に図示する練習をしましょう。
座標・ベクトル・面積・体積を融合して解く問題に注意です。

何よりも過去問演習に早く入れるかがカギになっていきます。
早めに基礎を完成させて商学部のような難しい数学の問題に対応できるだけの思考力を身につけていきましょう。

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