東京理科大学(建築、先端化、電気電子情報工、機械航空宇宙工、社会基盤工学科・B方式)の英語対策

本記事は東京理科大学 総域理工学部(建築、先端化、電気電子情報工、機械航空宇宙工、社会基盤工学科・B方式)の英語対策について記載しています。

東京理科大学では2023年4月に理工学部が総域理工学部と名称を変えています。
科目は数理、先端物理、情報計算、生命生物、経営システム工学科と建築、先端化、電気電子情報工、機械航空宇宙工、社会基盤工学科で分かれています。

英語の試験時間は60分で、配点は100点です。

総域理工学部の入試情報

東京理科大学の公式サイトをご参照ください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で3つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2025年度2024年度2023年度
1・長文読解(65点)
1. 下線部の意味に最も近いもの
2. 下線部の意味に最も近いもの
3. 下線部が言及していること
4. 下線部の意味に最も近いもの
5. 下線部に関する問題(空所補充問題)
6. 文中の整序問題
7. 空所補充問題
8. 下線部の意味に最も近いもの
9. 下線部の意味に最も近いもの
10. 下線部に関する問題(空所補充問題)
11. 下線部に関する問題(空所補充問題)
12. 下線部の意味に最も近いもの
13. 下線部の意味に最も近いもの
14. 下線部に関する問題(空所補充問題)
15. 空所補充問題
・長文読解(64点)
1. 下線部の意味に最も近いもの
2. 下線部の意味
3. 段落の内容が支持していること
4. 空所補充問題
5. 空所補充問題
6. 空所補充問題
7. 段落の内容が支持していること
8. 空所補充問題
9. 空所補充問題
10. 下線部の意味に最も近いもの
11. 下線部の意味(空所補充問題)
12. 下線部の意味に最も近いもの
13. 下線部に関する問題
14. 空所補充問題
2・長文読解(20点)
1. 空所補充問題×3
2. 各文の教訓×3
・長文読解(27点)
1. 下線部の意味に最も近いもの×6
2. 空所補充問題×3
3・文法、語法、熟語問題(15点)
空所補充問題×5
・文法、語法、熟語問題(9点)
空所補充問題×3

2024年度では話から学べる教訓を元に文を完成させる問題など、他大ではなかなか出題されない形式の問題が出ています。
時間も60分と短いので過去問を利用して制限時間内で問題を解ききれるように演習していきましょう。

●英語長文
設問は下線部の意味に最も近いものを選ぶ問題、文中の整序問題、空所補充問題、内容一致などが出題されます。
単語は受験標準レベルですが、長文が長く、試験時間も短いため、単語や熟語はいつでも瞬時に思い出せる状態でないと解き終わりません。

設問は段落の内容や下線部に関する問題なので基本的に知識で解決するというよりは文脈で解決することが多いです。

文中の整序問題は続く文章の内容が思い浮かばなかったり、浮かんでも文法知識や単語・熟語知識ですぐに並び順の検討がつかなかったら次の問題にいってしまいましょう。
整序問題は沼にはまると抜け出せなくなって多くの時間を失ってしまう可能性があります。

全体的な英語の勉強としては単語、熟語の暗記と文法の理解をある程度やったら、英文解釈(英文を文法や構文通りで和訳していく勉強)をやり、私大タイプの英語長文を多く解いていきましょう。
負担の大きい数学との勉強の兼ね合いとなりますが、数学は本番で解法が思い浮かばないリスクがありますが、英語は勉強した分だけ本番で力を発揮する教科なので英語の勉強に力を入れることをオススメします。

●文法、語法、熟語問題
文の空所に入る語句を4択の中から選ぶ問題です。
文脈から空所に入るものを選ぶのですが、熟語表現や語法を確実に理解している必要があります。
特に熟語では前置詞と意味が曖昧になる傾向があります。

早慶上理対策のまとめはこちら!↓

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