早稲田大学 スポーツ科学部の小論文対策

本記事では早稲田大学 スポーツ科学部の小論文対策について記載しています。

スポーツ科学部の試験科目と試験時間は下の表をご覧ください。

教科(時間)試験科目配点
共通テスト国語または数学ⅠAから1科目100点
英語100点
総合問題(120分)データの読み取りや小論文を含む100点

2025年度から小論文が総合問題に変わります。
過去の小論文の出題も参考になりますので過去問演習は必ずやっておきましょう。

スポーツ科学部の入試情報

年度募集人員志願者数受験者数合格者数実質倍率合格最低点
20241501,0909143032.8・共通テスト
143.259/200(71.6%)
・小論文
24.055/50
(48.1%)
20231509728042572.5・共通テスト
140.883/200(70.4%)
・小論文
22.822/50(45.6%)
20221509888472232.7・共通テスト
137.419/200(68.7%)
・小論文
22.098/50(44.2%)
20211508426861952.7・共通テスト
139.015/200(69.5%)
・小論文
23.882/50(47.7%)

各項目の傾向と対策

・過去3年間の出題内容

年度問題
2024この世からスポーツがなくなったらどうなるか。601字以上1000字以内で論じなさい。
2023「退屈の意味」について、601字以上1000字以内で論じなさい。
2022ヒトの二足歩行と四足歩行の100m走の世界記録の推移から読み取れることと自分の考えを601以上1000字以内で論述する。
2021スポーツに関するある割合を示す円グラフの読み取り

小論文の合格最低点を見ると、どの年度も50%を切っているので、構成を無視して思いつきで書いていくと大減点をされる可能性があります。それだけ採点基準は厳しいとみておきましょう。

何かデータを見ながら書いていく問題は2021年度、2022年度で出題されましたが、2023年度、2024年度では一文が書いてあるのみで他の情報を参照しながら回答する問題ではありませんでした。

一文に対する回答はまず何を論じるのかを明確にしましょう。
例えば2024年度のスポーツがなくなったらどうなるかという問いに回答するときに、まず「スポーツの意義」について考える必要があります。

以上の問題の場合、意義を決めないとただの思いつきをダラダラと書いていくだけになります。
また意見を述べるときは必ず理由をつけて書いていきますが、ここもすぐに突っ込まれるような理由を添えないように注意が必要です。
普段からスポーツに関する時事を確認したり、書籍などを読んでいき、その内容について自分なりに意見を言語化する習慣も効果的です。

小論文がどうあっても苦手に感じる人は共通テストでなるべく高得点が取れるように対策していきましょう。

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