早稲田大学 商学部の政治経済対策

本記事では早稲田大学 商学部の政治経済対策について記載しています。

政治経済の試験時間は60分で、配点は60点です。

計算問題やグラフの読み取り問題などが出題されるので、必ず過去問演習をして形式に慣れるようにしてください。

商学部の入試情報

・2024年度

受験方式募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
地歴・公民型3557,7307,0396959.3128.7/200(64%)
数学型1502,7522,3294005.8109/180(61%)

・2023年度

受験方式募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
地歴・公民型3557,9497,2866569.7131.6/200(66%)
数学型1502,4902,1293705.2109.05/180(61%)

・2022年度

受験方式募集人員志願者数受験者数合格者数競争率合格最低点
地歴・公民型3558,2307,60169411.0130.6/200(65%)
数学型1502,6482,2763666.2109.4/180(61%)

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

・2024年度

基本的人権の保障11問(選択と記述)
ベンチャーキャピタル13問(選択と記述)
有名書籍からの引用文11問(選択と記述)
税収の推移のグラフ12問(選択と記述)

・2023年度

日本国憲法の平和主義11問(選択と記述)
経済状況を把握するための指針や指標14問(選択と記述)
所得格差の拡大15問(選択と記述)
消費者物価指数と東証株価指数12問(選択と記述)

・2022年度

日本国憲法における国民の平等10問(選択と記述)
経済全体の資金・財・サービスの動き11問(選択と記述)
人口変動の影響12問(選択と記述)
インターネットに関連する仕事10問(選択、記述、記述説明)

問題数は45問前後で推移しています。
主に適切なものを選ぶ問題、誤っているものを選ぶ問題、空所に入る語句を記述する問題、一問一答問題、グラフの読み取り問題、計算問題などで構成されています。
政治分野よりも経済分野からの出題が多く、時事的な問題も出題されます。
グラフの読み取りや経済事象の効果など理解していなければ解くことができないものも出題されます。

●問題別の分析
・記述式の空所補充問題
文章中の空所に入る用語を記述で回答する問題です。
教科書や参考書、一問一答などを使って用語を覚えていきましょう。
覚えるときに関連情報まであわせて覚えてください。

・正誤判定問題
適切なもの、不適切なものを選ぶ問題です。
政治問題は用語の内容だけでなく、法律がどのような場合に適用されるのかなど、実際に社会で決められていることが現実問題にどのように作用するのかまで問われることがあります。

経済問題も同じように、経済状況がある変化をした場合、グラフがどのように動くのか、現実社会がどのような反応をするのかについて問われることがあります。

たくさん用語を知っていることよりも、1つ1つどのような内容なのか、どのように社会に影響を与えるのかの方が重要です。

・計算問題(記述)
経済問題で軽減税率に関する問題、社会保障給付をまかなえる「消費」はいくらかなどを計算する問題が出題されます。
高度な数式を使う必要はありませんが、情報を整理して適切に答える必要があります。
問題集や過去問などを使って演習しておきましょう。

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