成城大学 S方式(2月2日)の英語対策

本記事では成城大学 S方式の英語対策について記載しています。

S方式は4学部11学科、すべての学部学科に出願することが可能です。

S方式の英語の試験時間は80分で、配点は下記の通りです。

社会イノベーション学部(政策イノベーション、心理社会)250点
文芸学部(英文)、経済学部(経済、経営)200点
文芸学部(国文、芸術、文化史、マスコミュニケーション、ヨーロッパ文化)、法学部(法律)100点

目標得点率は75%以上に設定して勉強していきましょう。

成城大学の入試情報

こちらの公式サイトの情報を参照してください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つあります。
大問の内容を表にまとめています。

2024年度2023年度2022年度
・長文読解
1. 下線部に関する問題
2. 下線部に関する問題
3. 下線部に関する問題
4. 下線部に関する問題
5. 下線部についてあてはまらないもの
6. 下線部の意味
7. 下線部の内容
8. 下線部の理由
9. 下線部に関する問題
10. 下線部に関する問題
11. タイトル選択問題
12. 筆者が賛成しないこと
・長文読解
1. 下線部に関する問題
2. 下線部に関する問題
3. 下線部に関する問題
4. 下線部の理由
5. 下線部に関する問題
6. 下線部に関する問題
7. 下線部についてあてはまらないもの
8. 下線部の内容
9. 下線部に関する問題
10. 下線部の内容
11. 本文中で述べられていないもの
12. 内容に関する問題
・長文読解
1. 下線部に関する問題
2. 下線部に関する問題
3. 下線部に関する問題
4. 下線部の内容
5. 下線部の内容
6. 下線部に関する問題
7. 下線部に関する問題
8. 下線部に関する問題
9. 下線部に関する問題
10. 下線部についての理由
11. 下線部に関する問題
12. タイトル選択問題
・英文読解
空所補充問題×7
下線部の意味に最も近いものを選ぶ×3
・英文読解
空所補充問題×6
下線部の意味に最も近いものを選ぶ×4
・英文読解
空所補充問題×5
下線部の意味に最も近いものを選ぶ×5
A. 文法問題、文の組み合わせ問題
空所補充問題×11
組み合わせ問題×1
B. 文の組み合わせ問題
組み合わせ問題×3
C. 正誤問題
正誤問題×5
A. 文法問題、文の組み合わせ問題
空所補充問題×11
組み合わせ問題×1
B. 文の組み合わせ問題
組み合わせ問題×3
C. 正誤問題
正誤問題×5
A. 文法問題、文章の空所補充問題
空所補充問題×11
前置詞の組み合わせ問題×1
B. 文の組み合わせ問題
組み合わせ問題×3
C. 正誤問題
正誤問題×5
A. 整序問題
空所補充×8
B. 文章の空所補充問題
空所補充問題×4
A. 整序問題
空所補充×8
B. 文章の空所補充問題
空所補充問題×4
A. 整序問題
空所補充×8
B. 文章の空所補充問題
空所補充問題×4

長文読解、英文読解、文法問題、短い文の組み合わせ問題、正誤問題、整序問題、文章中の空所補充問題という構成です。
設問も含めてすべて英語で出題されます。
出題内容も2022年度~2024年度で大きく変化している部分はありません。
問題の種類が多く、何かを覚えてアウトプットすれば正解にたどり着ける問題がほとんどありません。
文法問題は空所補充問題、正誤問題、整序問題として出題されていて、空所補充問題以外は多くの受験生が苦手とする形式なので問題集や過去問で十分に演習を積んでおきましょう。

●長文読解
長めの長文と12問の問題が出題されます。
ほとんどが文章中の下線部に関する問題で、「どういうことを言っているのか」「何を表わしているのか」「下線部の理由は何か」など文章の内容を理解できているかどうかを確認する問題です。

早い時期に基本的な文法、語法の知識、単語と熟語、基本的な英文解釈に取り組んでいないと十分に長文読解の演習を積むことができません。
上記の部分は夏休みに入る前に終わらせておくと余裕がもてます。

下線部付近の内容を理解しているかどうかなので、長文読解の勉強をするときは「なぜこれが答えなのか」を頭の中で言語化しながら解いていき、曖昧になっている部分は解答解説を読んで必ず理解してください。

長文読解は文章を早く読めるかどうかではなく、早く答えを見つけ出せるかが重要です。
本文と選択肢を何回もいったりきたりしないように一発で理解できるようにしていきましょう。

●英文読解
短めの文章が出題され、その中にある空所に入る語句や下線部の意味に最も近いものを5つの選択肢から選ぶ問題です。
空所補充問題、下線部の意味に最も近いものを選ぶ問題ともに前後関係や文脈から推測したり、知っている単語の場合は同じ意味の問題を選んでいきましょう。
知っている意味と違う使われ方をされている単語もあるので条件反射で答える前に一度、本当に合っているかを検証しましょう。

●文法問題
英文の空所にあてはまる表現を5つの選択肢から選ぶ問題です。
網羅的な問題集(『NEXT STAGE』や『VINTAGE』など)を1冊やりこんで、過去問で形式に慣れておきましょう。
仮定法や関係詞などの必ず理解を要する文法事項や熟語など前置詞まで含めて確実に覚えておくべきものをおさえていれば答えることができます。

●文の組み合わせ問題
英文があり、その中に下線部が引かれています。その下線部に書いてあることを導き出すような質問を5つの選択肢から選ぶ問題です。
例えば「私が好きな果物はイチゴ、バナナ、オレンジです」という文があるとして、下線部を導き出すような質問を選ぶと言うことです。*「あなたの好きな果物は何ですか」など
まずは下線部の言っていることを理解して、選択肢を検証していきましょう。
できれば選択肢を確認する前に頭の中で質問を考えておくと余裕が出てきます。

●正誤問題
文の中に下線部が5箇所引かれているので、その中から誤った使い方をしているものを選ぶ問題です。
文法・語法・熟語を網羅的な問題集でおさえて、正誤問題をあつめた問題集を1冊やってコツをつかんでおけば対応できます。
語法や熟語を曖昧に理解していたり、覚えてたりするとわからなくなってしまうのでノートなどに整理して理解、暗記をしていきましょう。
例えば、後に続くのが動詞の原形か、to 不定詞か、ingかなどです。

●整序問題
文章中の空所に入る文を考えて選択肢を並べ替える問題です。
前後関係や文脈から文を推測し、語句を並べ替えていく必要があります。
まずは熟語や英語表現のかたまりを作れないか検証して、並べ替えていきましょう。

●文章中の空所補充問題
文章中にある空所に入る文を4つの選択肢から選ぶ問題です。
まずはありえない選択肢を削り、残りの選択肢を空所に入れて文脈上合っているかを検証していきましょう。

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