法政大学 情報科・デザイン工・理工・生命科学部(Ⅱ日程)の英語対策

本記事では法政大学 情報工・デザイン工・理工・生命科学部(Ⅱ日程)の英語対策について記載しています。
2月14日に実施される情報工学部A方式Ⅱ日程(コンピュータ科学科)、デザイン工学部A方式Ⅱ日程(建築学科)、理工学部A方式Ⅱ日程(電気電子工・経営システム工・創生科学科)、生命科学部A方式Ⅱ日程(環境応用科・応用植物科学科)の英語です。

英語の試験時間は90分で、配点は150点です。

目標得点率は70%以上に設定して勉強しましょう。

情報工・デザイン工・理工・生命科学部の情報(Ⅱ日程)

法政大学の公式サイトを参照してください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で5つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2023年度2022年度2021年度
・アクセント問題、文法、語法問題、会話問題
1. 最も強く発音する部分が異なる語×3
2. 発音が異なる語×3
3. 文法、語法、熟語問題、会話問題×6
4. 語句の整序問題×3
・アクセント問題、会話問題
1. 最も強く発音する部分が異なる語×3
2. 発音が異なる語×3
3. 会話問題×5
4. 語句の整序問題×3
・アクセント問題、会話問題
1. 最も強く発音する部分が異なる語、発音が異なる語×6
2. 会話問題×5
3. 語句の整序問題×3
・短文と図
1. 空所補充問題×5
2. 作図手順の空所補充問題×5
・短文と図
1. 具体例の選択×4
2. 取扱説明書の空所補充問題×6
・短文と図
1. 空所補充問題×5
2. 取扱説明書の空所補充問題×5
・インタビュー
1. 内容に関する問題
2. 内容に関する問題
3. 内容に関する問題
4. thatの用法
5. 下線部の意味
6. T/F問題×3
7. 内容に関する問題
・長文読解
1. T/F問題×4
2. 表から読み取れること
3. 空所補充問題×3
4. 空所補充問題×5
・長文読解
1. 空所補充問題×5
2. 表から読み取れること
3. 表から読み取れること
4. 空所補充問題
5. 空所補充問題
6. 空所補充問題
7. 空所補充問題×2
8. T/F問題×4
・長文読解
1. 下線部の意味×4
2. 下線部の理由
3. 下線部の内容
4. 下線部が表わすグラフ
5. 下線部に関する問題
6. 要約の空所補充×3
7. 主張していないこと
・長文読解
1. 空所補充問題×4
2. 下線部の意味
3. 内容に関する問題
4. 下線部の特徴でないもの
5. 該当しないもの
6. 述べられていないもの
7. 述べられているもの
・長文読解
1. 空所補充問題×5
2. 下線部の特徴(2つ)
3. 正しくないもの
4. 空所補充問題
5. 下線部の言い換え×2
6. 正しくないもの
7. 述べられていないもの
8. 下線部の言い換え
・長文読解
1. 下線部の意味
2. 図から読み取れること
3. 空所補充問題×4
4. 図から読み取れること
5. 空所補充問題
6. 空所補充問題
7. 図から読み取れること
8. タイトル選択
・長文読解
1. 下線部の意味×5
2. forの用法
3. 内容に関する問題
4. 内容に関する問題
5. 内容に関する問題
6. グラフの選択
7. 計算問題
8. タイトル選択
・長文読解
1. 下線部の意味
2. 内容に関する問題
3. 下線部の意味
4. 下線部の意味
5. 内容に関する問題
6. 下線部の意味
7. タイトル選択

アクセント問題、文法、語法問題、会話問題、語句の整序問題、図表・イラストの読み取り問題、長文読解で構成されています。
図表の読み取りやイラストを特定する問題、計算問題など文章の読解をするだけではなく多方面から英語の運用能力を試されます。
読解能力を身につけるのは前提として過去問を通じて情報を整理する力を身につけておきましょう。

●問題別の分析
・アクセント問題
単語を覚えるときに発音しながら覚えていきましょう。
英語が苦手な人は発音しない傾向にあります。
直前に改めてアクセント規則を覚えるという手間が省けます。

・文法、語法問題
基本~標準レベルの空所補充問題が出題されます。
長文読解の勉強の前に『ネクステージ』や『VINTAGE』などの網羅系の問題集で文法・語法をおさえておきましょう。

・会話問題
基本的に2人の会話の前後関係を把握すれば解けますが、計算を要する問題も出題されます。
“in 時間”で「時間後」や”ten to eleven”で「10時50分」を表わすなど時間や単位にかかわる英語表現をおさえておきましょう。

・語句の整序問題
穴埋めタイプの整序問題が出題されます。
文法、語法、熟語の観点から作れそうなカタマリを決めてから並べ替えていきましょう。
日本文がないので文法、語法、熟語の運用力が試されます。

・短文と図
短文の方は英文中に空所があるので、そこに入る語句を選ぶ問題です。
選択肢はすべて動詞など同じ品詞であることが多いので、文脈で判断していきます。

図の問題は取扱説明書や作業手順など何か手順に沿って解説している図をもとに考える問題です。
まずイラストを見てどんな説明になりそうか予測してから選択肢を確認しましょう。

・長文読解
図表やグラフなどを見ながら長文を読み進めていく問題です。
内容に関する問題は「なぜこれが答えになるのか」を言語化する習慣を身につけておきましょう。
図表やグラフを読み取る問題は情報の整理に力を入れましょう。
計算を要する問題についても計算より情報の整理力が問われます。
長文は『システム英単語』や『ターゲット1900』などの標準的な単語集を覚えていき、英文解釈→英文読解という手順で勉強していきましょう。