大学入学共通テスト・政治経済の分析【2022年1月15日実施分】

2022年1月15日に大学入学共通テスト(1日目)が実施されました。

本記事では大学入学共通テストの政治経済を分析しています。

2021年度の試験と比較しています。

全体について

○出題内容について
資料文や会話文などから出題された。
マーク数は30個であり2021年度から1個減った。
国の法制度と地方自治、経済主体の関係、新聞の見出しやコラム、国や地方自治体の政策から出題された。

○出題形式について
単純な知識を問うような問題は少なく、複数資料の検証など解くのに時間がかかる問題が出題された。

○難易度について
2021年度と比べて難易度の変化はほとんどない。
平均点は56.77点(0.26点DOWN)であった。

大問1について

設問数は8問で、配点は26点であった。
2021年度は設問数が7問で、配点は24点であった。

国の法制度と地方自治がテーマで、Webページ、記事、文章、判例、表、会話から出題された。

設問は記事の読み取り、文章の空所補充問題、判例の正文判定問題、会話文の空所補充問題、表中の空所補充問題、日本の立法過程に関する誤文判定問題であった。

大問2について

設問数は8問で、配点は26点であった。
2021年度も同様であった。

経済主体の関係についての考察や分析がテーマで、白板、メモ、バランスシート、図、会話から出題された。

設問は文の正誤判定問題、会話の内容と整合する関係図、空所補充問題、バランスシートやメモの読み取り、日本の法律に抵触するものを選ぶ問題、購買力平価説に基づいた外国為替レートの状態を表わす記述を選ぶ問題であった。

大問3について

設問数は8問で、配点は26点であった。
2021年度も同様であった。

新聞の一面がテーマで、新聞、小遣い帳、模式図、資料、図、メモ、表、会話から出題された。

設問は小遣い帳と模式図からフローにあたるものを選ぶ問題、資料の空所補充問題、所得の表から読み取れる消費税の逆進性に関する記述を選ぶ問題、文の正誤判定問題、アジア通貨危機時のタイの外国為替レート、経常収支、外貨準備の推移の組合せ問題であった。

大問4について

設問数は6問で、配点は22点であった。
2021年度は設問数が7問で、配点は24点であった。

「住民生活の向上を目的とする国や地方自治体の政策に、住民はどのようにかかわることができるのか」という課題に対する調査発表計画がテーマで、計画表、会話、資料、文章から出題された。

設問は年代整序問題、空所補充問題、資料の読み取り問題、表などの読み取り問題であった。

まとめ

資料、図表、会話文などを考察して回答する問題が多く出題された。
今後も一問一答的な問題は少なく、その場で考える必要のある問題が多く出題されるであろう。
教科書レベルの知識があるのを前提として共通テストの過去問や模試問題集などで形式に慣れておく必要がある。