中央大学 6学部共通選抜の英語対策
本記事では中央大学 6学部共通選抜の英語対策について記載しています。
6学部共通選抜は法学部、経済学部、商学部、文学部、総合政策学部、国際経営学部の6学部の合否を1つの試験で判別する試験です。
英語の試験時間は80分です。配点はこちらを参照してください。
目標得点率は70%に設定して勉強しましょう。
6学部共通選抜の情報
6学部共通選抜の募集人員などの情報はこちらを参照してください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で6つです。
大問の内容は表にまとめています。
2024年度 | 2023年度 | |
Ⅰ | ・文法、語法、熟語問題(30点) 空所補充問題×15 | ・文法、語法、熟語問題(30点) 空所補充問題×15 |
Ⅱ | ・会話問題(10点) 空所補充問題×5 | ・文法、語法、熟語問題(10点) 正誤問題×5 |
Ⅲ | ・文法、語法、熟語問題(15点) 誤りを探す問題×5 | ・文法、語法、熟語問題(15点) 誤りを探す問題×5 |
Ⅳ | ・文法、語法、熟語問題(30点) 長文中の空所補充問題×10 | ・文法、語法、熟語問題(30点) 長文中の空所補充問題×10 |
Ⅴ | ・長文読解(30点) 内容に関する問題×10 | ・長文読解(30点) 内容に関する問題×10 |
Ⅵ | ・長文読解(35点) 1. 空所補充問題×10 2. 下線部の意味に最も近いもの 3. 下線部の意味に最も近いもの 4. 下線部に当てはまらないもの 5. 下線部の意味に最も近いもの 6. 内容一致 | ・長文読解(35点) 1. 空所補充問題×10 2. 下線部の内容 3. 下線部の意味に最も近いもの 4. 下線部の意味に最も近いもの 5. 下線部の意味に最も近いもの 6. 下線部の具体的な内容 |
2022年度 | 2021年度 | 2020年度 | |
Ⅰ | ・文法、語法、熟語問題(30点) 空所補充問題×15 | ・文法、語法、熟語問題(30点) 空所補充問題×15 | ・文法、語法、熟語問題(30点) 空所補充問題×15 |
Ⅱ | ・文法、語法、熟語問題(10点) 正誤問題×5 | ・文法、語法、熟語問題(10点) 正誤問題×5 | ・文法、語法、熟語問題(10点) 正誤問題×5 |
Ⅲ | ・文法、語法、熟語問題(15点) 誤りを探す問題×5 | ・文法、語法、熟語問題(15点) 誤りを探す問題×5 | ・文法、語法、熟語問題(15点) 誤りを探す問題×5 |
Ⅳ | ・文法、語法、熟語問題(30点) 長文中の空所補充問題×10 | ・文法、語法、熟語問題(30点) 長文中の空所補充問題×10 | ・文法、語法、熟語問題(30点) 長文中の空所補充問題×10 |
Ⅴ | ・長文読解(30点) 内容に関する問題×10 | ・長文読解(33点) 内容に関する問題×9 | ・長文読解(30点) 内容に関する問題×10 |
Ⅵ | ・長文読解(35点) 空所補充問題×10 下線部の意味に最も近いもの×5 | ・長文読解(32点) 空所補充問題×3 内容一致×2 英文完成×4 | ・長文読解(35点) 空所補充問題×10 下線部の意味、用法に最も近いもの×5 内容に一致しない×1 |
2024年度に初めて会話問題が出題されています。
問題数の割合は文法、語法、熟語問題の方が多いですが配点は長文読解と同じです。
細かい文法や語法を問う問題が苦手な人は長文読解で得点できるように戦略を立てていきましょう。
試験時間が80分ということで大問1から4までどれだけ速く解けるか(解けない問題にこだわらない)が重要です。どうしても時間がかかってしまう人は長文読解から解き始めるのも戦略の1つです。
●問題別の分析
・文法、語法、熟語問題
空所補充問題、正誤問題、誤りを探す問題、長文中の空所補充問題として出題されます。
基本的には『ネクステージ』や『VINTAGE』などの網羅系の問題集を1冊仕上げて覚えるべきものを覚えたあとに、『真・英文法大全』などの文法参考書を通読して理解を深めていきましょう。
理解を深めつつ『スーパー講義英文法・語法正誤問題』などの正誤問題に特化した問題集を2~3周して得意分野にしていきましょう。
過去問や本番では誰でも解ける問題を落とさないという点に注力していき、長文読解で点数を最大化する努力をしていくと合格点に近づきます。
・長文読解
空所補充問題、内容一致、下線部の意味に最も近いものを選ぶ問題など私立大学の典型的な問題が出題されます。
ここでも文法や語法の知識を問われることがあるので文法、語法、熟語問題対策が活きていきます。
長文中の空所補充問題はまず文法的に入らないものを消していき、そのあとに意味の確認をしましょう。
基本的な語彙などの英語表現を頭に入れつつ、英文解釈をやり、英文の多読に時間をかけられるようにしていくと効果的です。