青山学院大学 文学部英米文学科(A方式)の英語対策

本記事では青山学院大学 文学部英米文学科A方式の英語対策について記載しています。
文学部英米文学科A方式の試験科目と配点は下記の通りです。
テスト区分 | 教科 | 科目 | 配点 |
共通テスト | 外国語 | 英語(リーディング・リスニング) | 100点 |
国語 | 国語 | 100点 | |
地理歴史・公民 | 「歴史総合、日本史探究」、「歴史総合、世界史探究」、「地理総合、地理探究」、「公共、倫理」、「公共、政治・経済」、「地理総合、歴史総合、公共」のうち1科目 | 100点 | |
独自問題 | 外国語 | 英語コミュニケーションⅠ、Ⅱ、Ⅲ、論理表現Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ | 200点 |
英語の試験時間は70分で、配点は200点です。
目標得点率は75%以上に設定して勉強しましょう。
文学部英米文学科A方式の情報(個別学部日程)
年度 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 競争率 | 合格最低点/満点 |
2025 | 約55 | 540 | 511 | 194 | 2.6 | 351/450(78%) |
2024 | 約70 | 430 | 408 | 260 | 1.6 | 318/500(64%) |
2023 | 約70 | 432 | 418 | 215 | 1.9 | 346/500(69%) |
2022 | 約70 | 549 | 517 | 238 | 2.2 | 345.5/500(69%) |
2021 | 約70 | 514 | 483 | 208 | 2.3 | 361/500(72%) |
各項目の傾向と対策
大問は全部で5つです。
下の表で出題される問題を確認しましょう。
2025年度 | 2024年度 | |
Ⅰ | ・英語長文 1. 下線部の日本語訳×2(記述) 2-1. タイトル選択問題 2-2. 内容に関する問題 2-3. 内容に関する問題 2-4. 内容に関する問題 2-5. 内容に関する問題 2-6. 内容に関する問題 2-7. 内容に関して適さないもの 2-8. 内容に関する問題 2-9. 内容に関する問題 2-10. 内容に関する問題 2-11. 下線部に最も近い意味 2-12. 下線部に最も近い意味 2-13. 下線部に最も近い意味 2-14. 下線部に最も近い意味 2-15. 下線部に最も近い意味 | ・英語長文 内容に関する問題×10 |
Ⅱ | ・語彙問題 定義に合う英単語×10 | ・下線部和訳 長文中の和訳問題×1 |
Ⅲ | ・文法、語法、熟語問題 空所補充問題×20 | ・自由英作文 Ⅱの内容を踏まえて50語程度の英作文×1 |
Ⅳ | ・会話問題 1. 空所補充問題×5 2. 内容一致、不一致×5 | ・リスニング 内容に関する問題×10 |
Ⅴ | ・整序問題 空所補充問題×4 | ・自由英作文 リスニングの内容を踏まえて50語程度の英作文×1 |
2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | |
Ⅰ | ・英語長文 内容に関する問題×10 | ・英語長文 内容に関する問題×10 | ・英語長文 内容に関する問題×10 |
Ⅱ | ・下線部和訳 長文中の和訳問題×1 | ・下線部和訳 長文中の和訳問題×1 | ・下線部和訳 長文中の和訳問題×1 |
Ⅲ | ・自由英作文 Ⅱの内容を踏まえて50語程度の英作文×1 | ・自由英作文 Ⅱの内容を踏まえて50語程度の英作文×1 | ・自由英作文 Ⅱの内容を踏まえて50語程度の英作文×1 |
Ⅳ | ・リスニング 内容に関する問題×10 | ・リスニング 内容に関する問題×10 | ・リスニング 内容に関する問題×10 |
Ⅴ | ・自由英作文 リスニングの内容を踏まえて50語程度の英作文×1 | ・自由英作文 リスニングの内容を踏まえて50語程度の英作文×1 | ・自由英作文 リスニングの内容を踏まえて50語程度の英作文×1 |
2024年度まで英語長文、和訳問題、自由英作文、リスニングという構成でしたが、2025年度からリスニングと自由英作文は出題されていません。
私立大学でよく出題される典型的な問題に変わっていて、英語が得意であれば容易に得点できる形式となっています。
その分、合格最低点は大きく上がっているので、ミスをしないことが重要です。
●問題別の分析
・長文読解
長文を読み始める前に設問を確認しましょう。該当部分を見つけたら問題を解いていきます。
内容一致やタイトルを選ぶような全体を俯瞰しないと答えられない問題は出ません。
単語、熟語知識や文法、語法知識を充実させつつ、英文を精読する練習をやったあとに長文読解に入りましょう。
・下線部和訳問題
長文中で下線部が引かれているので、その部分を和訳する問題です。
標準レベルの英文解釈の参考書や問題集を1、2冊仕上げておけば対応できます。
問題によっては構文や表現の意味をくみ取るのが困難なものもありますので、英文の精読は必須です。
・語彙問題
ある英単語の定義が英語で与えられているので、その定義に該当する英単語を記述する問題です。
例えば、「someone who is trained in science, especially someone whose job is to do scientific research」と書いてあり、(s_ _ _ _ _ _ _ t)というヒントが与えられているので、”scientist”と回答します。
単語と意味を一対一で覚えていると、想像力に制限がかかるので、可能な限り英単語が示す概念を頭の中で想起しながら覚えていきましょう。
・文法、語法、熟語問題
空所に入る語句を選ぶ問題、整序問題です。
『Next Stage』や『Vintage』などの総合問題集を1冊仕上げて問題演習を積めば対応することができます。
語法や熟語は瞬時に思い出せるように何回も反復しておきましょう。
整序問題は日本語文もあるので、それをヒントに考えていきます。
・会話問題
会話文を読んで空所に入る表現を選んだり、会話の内容と一致するものや一致しないものを選ぶ問題が出題されます。
基本的な会話表現を覚えたり、状況を想像できるように類似問題を解いていきましょう。
GMARCH対策のまとめはこちら!↓
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