明治大学 農学部の日本史対策

本記事では明治大学 農学部の日本史対策について記載しています

農学部は英語が必須で、残り2科目は国語・数学・理科の中から選択します。
農業政策学科のみ残りの2科目は国語・数学・地歴公民・理科から選択できます。

農学部の日本史の試験時間は120分(2科目あわせて)で、配点は150点(2科目で300点)です。

目標得点率は65%以上に設定して勉強しましょう。

農学部の情報(個別入試・3科目)

学科年度募集人員志願者数受験者数合格者数競争率
2023901,1369122753.3
2022901,1329422973.2
2021909877852692.9
農芸化2023849297732323.3
2022908526982502.8
2021906985712102.7
生命科2023921,3811,1233043.7
2022921,0819163063.0
2021921,1429392793.4
食料環境政策2023791,1061,0082174.6
2022791,1089962114.7
2021799298441665.1

*数値には追加合格・補欠合格・特別措置を含みます。

各項目の傾向と対策

大問は全部で5つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

・2023年度

1. 原始の耕作
2. 奈良・平安の文化
10問(選択と記述)
1. 院政期の文化
2. 足利義持、義教、義政の歴史
10問(選択と記述)
1. 江戸の大飢饉
2. 寛永、元禄文化
10問(選択と記述)
1. 1880~90年代の経済
2. 普通選挙法と治安維持法
10問(選択と記述)
1. 金融恐慌、昭和恐慌、農業高
2. GHQの改革
10問(選択と記述)

・2022年度

1. 古代の倭・中国・朝鮮半島の関係
2. 律令体制
10問(選択と記述)
1. 執権政治の確立年表
2. 足利義満と応仁の乱後の幕府
10問(選択と記述)
1. 江戸の年貢や夫役
2. 天保の改革中の江戸
10問(選択と記述)
1. 江戸時代の外国と日本の関わり
2. 第一次大戦後の女性活躍
10問(選択と記述)
1. 鉄道の発展
2. 明治時代以降の運輸の発展
10問(選択と記述)

・2021年度

1. 原始の気候変動
2. 7世紀の国内統一の変遷
10問(選択と記述)
1. 元寇
2. 鎌倉幕府滅亡の前後
10問(選択と記述)
1. 豊臣秀吉の関係略年表
2. 徳川家宣、家継の治世
10問(選択と記述)
1. 明治政府の政策
2. 明治の国会と内閣制度の成立
10問(選択と記述)
1. 日中戦争時の国内状況
2. 第二次大戦、敗戦後の農業改革
10問(選択と記述)

大問ごとに10問あり、選択問題と記述問題で構成されています。
出題範囲は原始から第二次大戦後あたりまでバランス良く出題されます。
空所補充問題、一問一答形式の問題、正誤問題、年代整序問題、グラフを使った問題、適切な文や誤っている文を選ぶ問題などが出題されます。

●問題別の分析
・空所補充問題、一問一答形式の問題
文章中にある空所に入る語句を選択したり、記述する問題、一問一答形式の問題が出題されます。
教科書を基本に通史学習をやりながら、一問一答で語句の確認をしていきましょう。

・正誤問題
2つもしくは3つ並んでいる文章の正誤を判断する問題です。
文章の形で出題されるため、教科書の記述を正確に覚えている必要があります。

・年代整序問題
年号を覚えておくだけでなく、歴史的な流れもおさえておきましょう。
縦の流れだけでなく、文化史なども意識しながら横の流れも確認しましょう。

・グラフを使った問題
経済や貿易などのグラフに番号が振られているので、そこに該当するものを選ぶ問題です。
教科書をベースとした史実を覚えていることとそれをグラフや表で表現されたときに適切な知識を出せるかを問われています。

・適切な文や誤っている文を選ぶ問題
教科書の記述を確実に覚えておく必要があります。
5W1H(誰が、何を、どうして、いつ、なぜ、どうやって)を意識して読み込んでいきましょう。