学習院大学 法学部コア試験の地理対策

本記事では学習院大学 法学部コア試験の地理対策について記載しています。

学習院大学はコア試験とプラス試験があり、コア試験が従来通りの学部別の個別試験で、プラス試験は他学部のコア試験で選抜をおこなう試験です。

プラス試験は同一学部を2回受験することができたり、試験日選択の幅ができるなどのメリットがあります。

法学部・コア試験の地理の試験時間は60分で、配点は100点満点です。

目標得点率は75%以上に設定して対策していきましょう

各項目の傾向と対策

大問は全部で5つです。(2022年度から大問が5つになっています)
年度別の内容を確認しましょう。
・2022年度
大問1 ヨーロッパの経済指標(20点)
大問2 自然災害に関する新聞記事(20点)
大問3 北極点を中心とした地図(24点)
大問4 様々な地勢などの位置(16点)
大問5 アフリカについて(20点)

・2021年度
大問1 南アジアの地図(36点)
大問2 石炭について(12点)
大問3 日本の主な輸入品の輸入相手国のランキング(20点)
大問4 アメリカ合衆国の略地図(32点)

・2020年度
大問1 EUの諸事情(20点)
大問2 自然災害に関する文章(26点)
大問3 アメリカ合衆国に関する文章(28点)
大問4 アフリカの国々(26点)

ほとんどの設問が記述問題なので知識を曖昧にしないようにしましょう。
説明問題も出題され、2021年度まで2~3問程度でしたが、2022年度は7問出題されています。

●問題別の分析
・選択、記述問題
地図、表は頻出です。
地図問題は国名だけでなく、山脈、河川などもインプットしておきましょう。
表はいろいろな割合や雨温図などもあります。
表の特徴でどこの国のことを表わしているのかがすぐにわかるように、各国の主な特徴は確実に思い出せるようにしておきましょう。

記述問題は空所補充や一問一答形式の問題などで多く出題されます。
参考書や一問一答などを駆使して用語とその関連情報を確実に覚えておきましょう。

・記述説明問題
表中の変化の理由や国の状況を考えて類推する問題などが出題されます。
特に何かの変化に着目した問題が多いため、教科書、参考書などを読みながら昔と今で異なる点が出てきたら積極的に覚えておきましょう。
過去問を通してどのように記述説明していけばいいのかを決めて方針を立てておくと本番で力を発揮します。