学習院大学 法学部コア試験の地理対策

本記事では学習院大学 法学部コア試験の地理対策について記載しています。

学習院大学はコア試験とプラス試験があり、コア試験が従来通りの学部別の個別試験で、プラス試験は他学部のコア試験で選抜をおこなう試験です。

プラス試験は同一学部を2回受験することができたり、試験日選択の幅ができるなどのメリットがあります。

法学部・コア試験の地理の試験時間は60分で、配点は100点満点です。

目標得点率は75%以上に設定して対策していきましょう

法学部の入試情報

年度学科募集人員志願者数受験者数合格者数競争率
2025法コア試験1502,2862.2015813.9
法プラス試験15303290605.1
政治コア試験1201,3971,3473154.4
政治プラス試験15165163523.2
2024法コア試験1501,7761,6945293.2
法プラス試験15292277743.7
政治コア試験1201,3411,2964023.2
政治プラス試験15229225455.0
2023法コア試験1501,4911,4344143.5
法プラス試験15173166374.5
政治コア試験1209058712743.2
政治プラス試験15115109372.9

各項目の傾向と対策

大問は全部で5つです。(2022年度から大問が5つになっています)
年度別の内容を確認しましょう。

・2024年度

ブラジルの鉱工業12問(選択と記述)
20点
アフリカの自然と産業13問(選択、記述、記述説明)
20点
東アジアの地図6問(選択、記述、記述説明)
20点
国旗についての説明文12問(選択、記述)
20点
南アジアに関する文章16問(選択、記述、記述説明)
20点

・2023年度

東アジアの農業10問(選択)
20点
アフリカ大陸諸国の国境11問(記述、記述説明)
20点
エネルギーに関する文章9問(選択、記述、記述説明)
20点
貿易11問(選択と記述説明)
25点
人工衛星から得られるデータの活用6問(記述)
15点

・2022年度

ヨーロッパの経済指標8問(選択、記述、記述説明)
20点
自然災害に関する新聞記事6問(記述と記述説明)
20点
北極点を中心とした地図8問(選択、記述、記述説明)
24点
様々な地勢などの位置5問(記述)
16点
アフリカについて4問(記述と記述説明)
20点

・2021年度

南アジアの地図14問(選択)
36点
石炭について6問(記述)
12点
日本の主な輸入品の輸入相手国のランキング10問(選択と記述)
20点
アメリカ合衆国の略地図13問(選択、記述、記述説明)
32点

・2020年度

EUの諸事情7問(選択と記述説明)
20点
自然災害に関する文章6問(記述、記述説明、要約)
26点
アメリカ合衆国に関する文章12問(選択、記述説明)
28点
アフリカの国々15問(選択、記述)
26点

ほとんどの設問が記述問題なので知識を曖昧にしないようにしましょう。
説明問題も出題され、2021年度まで2~3問程度でしたが、2022年度以降は近年に近づくにつれ記述説明問題の割合が増えています。

●問題別の分析
・選択、記述問題
地図、表は頻出です。
地図問題は国名だけでなく、山脈、河川などもインプットしておきましょう。
表はいろいろな割合や雨温図などもあります。
表の特徴でどこの国のことを表わしているのかがすぐにわかるように、各国の主な特徴は確実に思い出せるようにしておきましょう。

記述問題は空所補充や一問一答形式の問題などで多く出題されます。
参考書や一問一答などを駆使して用語とその関連情報を確実に覚えておきましょう。

・記述説明問題
表中の変化の理由や国の状況を考えて類推する問題などが出題されます。
特に何かの変化に着目した問題が多いため、教科書、参考書などを読みながら昔と今で異なる点が出てきたら積極的に覚えておきましょう。
過去問を通してどのように記述説明していけばいいのかを決めて方針を立てておくと本番で力を発揮します。

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