龍谷大学(前期日程)の日本史対策

本記事では龍谷大学 前期日程の日本史対策について記載しています。

日本史の試験時間は60分です。

各方式の配点はこちらのPDFを参照してください。
*龍谷大学から出されている2023年度の入試ガイドです。

目標得点率は75%以上に設定して勉強しましょう。

各項目の傾向と対策

●全体の傾向
大問は3つで、マーク数は40個です。
2020年度~2022年度で古代~昭和中期までが出題されています。
空所補充問題、年代の並べ替え問題、正誤問題など私立大学では頻出の問題が多いです。

●問題別の分析
・空所補充問題

天皇、将軍、戦・乱・変、領土、政党、総理大臣などいくつか一定の並びや組み合わせがあるものが頻出です。
教科書や参考書で出くわしたときにノートなどに整理してまとめておきましょう。

・年代の並べ替え問題
出来事の内容を並べ替えるタイプ
出来事を並べ替えるタイプがありますが、龍谷大学は出来事を並べ替えるタイプなので、高校受験のように年号と出来事を一緒に覚えておけば対処できます。

・正誤問題
「次の文章で合っているもの(誤っているもの)を選びなさい」という問題2つの文章の正誤の組み合わせを答える問題があります。
教科書や参考書を読むときに5W1Hに注意しましょう。
「いつ、何が、どこで、誰が、なぜ、どのように」の中のどれかが間違った用語に置き換わっていることが多いためです。
また、その出来事の結果とその後の流れもおさえておきましょう。

・一問一答問題
設問で聞かれている語句を選択する問題です。
教科書、参考書、一問一答で対応することができます。


以上から龍谷大学の日本史は下記の手順で勉強していくと効果的です。

教科書や流れを追うことができる参考書を中心に読み進め、用語は一問一答で覚えていきましょう。
太字などで強調された部分だけをチェックするのではなく、その内容と結果を正確に把握できるようにノートなどにまとめ、いつでも見返せるようにしてください。

年号暗記は専用の参考書、問題集をやったり、教科書、参考書を読んでいるときに出てきた年号をノートなどにまとめて覚えるという方法で攻略していきましょう。

インプットだけでなく、『日本史 基礎問題精講』などの問題集を使ってアウトプットを欠かさないようにしてください。

以上が終わったら直近3年分の過去問を解き、曖昧になっている部分をつぶしていきましょう。