日本大学(理工学部・A個別方式)の英語対策

本記事は日本大学理工学部・A個別方式の英語対策について記載しています。

理工学部・A個別方式の英語の配点は100点で、試験時間は60分です。

目標得点率は80%以上に設定して勉強しましょう。

全体の傾向
長文読解、共通して入る語を選ぶ問題、下線部の意味に近いものを選ぶ問題、文法・語法問題、整序問題、会話問題で構成されています。
2022年度から最後の会話問題の形式が空所補充から下線部の意味に近いものを選ぶ問題に変わっています。

●長文読解(大問1)
700語程度の長文読解で、問題数は7問です。20~30分以内を目安に回答できるようにしましょう。
設問はパラグラフごとの内容一致問題なので、指定されているパラグラフごとに問題を解いていくという方法がベストです。
2020年度は空所補充問題も出題されていますので、直近3年分の過去問演習はやっておきましょう。
使用されている単語はどれも基本的なものですので、『ターゲット1900』などの単語集を1冊でもいいので完璧に覚えましょう。

共通して入る語を選ぶ問題(大問2)
空所に共通して入る語を選ぶ問題で、問題数は5問です。
多義語とイディオムをたくさん覚えておきましょう。

●下線部の意味に近いものを選ぶ問題(大問3)
問題数は5問です。
文中の下線部が引かれている表現の意味を選択肢から選ぶ問題です。
2021年度まではイディオムや頻出表現から多く出題されていましたが、2022年度は難しい表現が出題されており、推測する能力が問われています。
まずは日本語でどういう表現が入りそうなのかを推測して、それに近い選択肢を選ぶ練習をしましょう。

●文法・語法問題(大問4)
問題数は5問です。
標準的な文法・語法問題なので、『ネクステージ』や『即戦ゼミ3 大学入試 英語頻出問題総演習』などの基本・標準的な問題集を何回も反復しましょう。

●整序問題(大問5)
問題数は5問です。
大問4と同様に標準的な整序問題ですので、同様に『ネクステージ』や『即戦ゼミ3 大学入試 英語頻出問題総演習』などの基本・標準的な問題集を何回も反復しましょう。
指定の空所に入る選択肢を選ぶ問題ですので、すべてわからなくてもわかる表現の組み合わせから推測することも問題によっては可能です。

●会話問題(大問6)
問題数は5問です。
2021年度までは一連の会話が2つあり、その中の空所に入る表現を選ぶ問題でしたが、2022年度は一連の会話が5つあり、会話文中の下線部の意味に近い選択肢を選ぶ問題に変わっています。
大問3と同様に難しい表現が多いので、文脈から推測するしかありません。

単語集を1冊、網羅的な文法・語法・イディオム・語彙の問題集を1、2冊、長文読解の練習をすれば対応することができます。合格最低点が高いため、冒頭でも述べたとおり、80%以上得点することを目標に勉強しましょう。