明治学院大学の英語対策
本記事は明治学院大学の英語対策について記載しています。
明治学院大学には文学部、経済学部、社会学部、法学部、国際学部、心理学部があります。
英語の試験時間は70分で、配点は150点です。
*合否判定方法は学部によって異なります。こちらを参照してください。
各項目の傾向と対策
●全体の傾向
大問は全部で4つです。
問題構成は英語長文、会話問題、要約問題、自由英作文です。
文法・語法問題はなく、英語の運用力を試すタイプの試験となっています。
要約問題、自由英作文は、わかれば瞬時に処理できる問題ではなく、直前に対策すれば間に合うものではないので過去問などを使用して練習を重ねていきましょう。
●大問1(長文読解)
問題数は5問で、語数は約500語となっています。
長文のテーマは様々あり、これといって固定のものはありません。
問題レベルは標準的なので、単語と文法・語法・熟語を覚え、英文解釈をやり、長文読解の演習を重ねるというオーソドックスな勉強法でじゅうぶん対応することができます。
標準的な内容なので、時間をかけて解くのではなく10分程度の短い時間で処理してほしい問題です。
おおむね段落ごとに問題が出されていますので、一息ですべて読んでから解答するのではなく、設問に答えながら素早く解いていきましょう。
●大問2(会話問題)
問題数は5問で、2人の会話が展開されます。
会話表現をアウトプットするタイプではなく、会話の流れから言っている内容を理解して解答するタイプの問題です。
会話問題は私立大学では頻出の問題ですので、他の大学の問題を利用しても良い対策になります。
●大問3(要約問題)
私立大学ではあまり出題されない英語の文章を150字~180字の日本語で要約する問題です。
何を書いたらいいかは、冒頭の問題文に書いてありますので、いきなり文書を読まずに冒頭の問題文を読んで構成を考えましょう。
また、要約問題なので英文の和訳をしないようにしましょう。
要約問題はすべて和訳しようとすると語数が合わないようになっています。
「つまり何が書いてあるのか」ということを簡潔な日本語でまとめる練習をしましょう。
私立大学要約問題を出す大学は少ないので、300語程度の長文読解問題を解いたら、その文章を要約する練習を重ねていきましょう。
●大問4(自由英作文)
100~150語程度の自由英作文が1題出されます。
語数はけっこう長いのですが、自由英作文のテーマが比較的書きやすい内容なので、構成には困らないかと思います。
以下に過去に出題された自由英作文のテーマを記載します。
*2020年度は現在データなし
*実際の問題文は英語で書かれています。
・2018年度テーマ
時間を遡れるとしたら、どこに、どの時代に行きたいですか。またそれはなぜですか。そこで何を経験したいですか。
・2019年度テーマ
遠くの国に引っ越すとすれば、あなたの個人の持ち物でどれが持って行くときに一番大切ですか。
・2020年度テーマ
現在データなし
・2021年度テーマ
家族以外であなたの人生に衝撃を与えた人物は誰ですか。また、どのようにあなたに影響を与えましたか。
20分以内くらいで書き切れるように、自由英作文の練習を多く重ねていきましょう。
書いたら学校の先生や予備校、塾の講師などに添削してもらいましょう。