茨城大学(人文社会科学部、工学部、農学部)の英語対策

本記事は茨城大学(人文社会科学部、工学部、農学部)の英語対策について記載しています。

配点は各学部によって異なります。
人文社会科学部、農学部は200点、工学部は100点です。
試験時間は全学部共通して90分となります。

各項目の傾向と対策

茨城大学の英語はすべて記述式です。

全体の傾向
長文問題と和文英訳で構成されています。
大問1、2は下線部の内容を日本語で説明する問題、下線部和訳、指示語の内容を日本語で説明する問題などが出題されています。
大問3は英文の内容について英語で質問されるので、英語で回答する問題です。
英文和訳は新聞や書籍などから抜粋された文の一部を英語に訳す問題です。

長文問題(大問1、2)
下線部の内容を日本語で説明する問題、下線部和訳、指示語の内容を日本語で説明する問題など国立大学では頻出の問題が並んでいます。
使用されている単語や表現は標準的ですが、日本語で説明する問題や和訳問題の中には文脈から推測しなければいけない表現もあります。
まずは英文解釈を勉強して構文を見抜く力を鍛えて、あとは過去問を利用して回答方法の練習を重ねましょう。
説明する問題や和訳問題は頭の中でぼんやり意味が分かるのと実際に記述するのでは大きく違うので丁寧に勉強していきましょう。

●長文問題(大問3)
文章の内容についての英問英答問題です。
質問文自体は中学生レベルの文法を使用しているので、落ち着いて回答しましょう。
文章の内容についても標準的で、大問1と大問2の英文が読めれば、難なく読めます。

●和文英訳(大問4)
新聞や書籍から抜粋された日本語の文章の一部を英訳する問題です。
一部、想像力を要する表現(「きちんと」など)がありますが、基本的な構文を理解してたり覚えていたりすれば英訳することができます。
基本的な例文を覚えて、表現のストックを頭の中に作っておくとスムーズに回答できると思います。

試験時間が90分ということで、かなり考える時間はあります。
時間を目いっぱい使って満足いく回答ができるようにしましょう。