青山学院大学(社会情報学部)の英語対策

2023年2月2日

本記事は青山学院大学(社会情報学部)の英語対策について記載しています。

社会情報学部には4つの試験形式があります。

【A方式】
・共通テスト
国語(近代以降の文章):100点
地歴・公民(日本史B、世界史B、地理B、現代社会、倫理、政治経済、「倫理、政治経済」から1つ):100点
・独自問題
英語:200点

【B方式】
・共通テスト
英語(リーディング・リスニング):100点
国語(近代以降の文章):100点
・独自問題
数学(数学Ⅰ・A、Ⅱ・B):200点

【C方式】
・共通テスト
英語(リーディング・リスニング):100点
数学(数学Ⅰ・A、Ⅱ・B):100点
・独自問題
数学(数学Ⅰ・A、Ⅱ・B、Ⅲ):200点

【D方式】
英語(リーディング・リスニング):100点
国語・地歴・公民(日本史B、世界史B、地理B、現代社会、倫理、政治経済、「倫理、政治経済」から1つ、国語(近代以降の文章)):100点
・独自問題
総合問題:200点

社会情報学部の英語の試験時間は90分です。

目標得点率は80%以上に設定して勉強しましょう。

●全体の傾向
大問は下線部の意味に近いものを選ぶ問題、文法・語法・熟語問題、正誤問題、長文読解①、長文読解②、長文読解③、会話問題で構成されています。

●大問1(下線部の意味に近いものを選ぶ問題)
問題数は10問です。
下線部の語句が受験レベルを超えているパターンが多いですが、社会情報学部は標準レベルの単語なので、自分の知識+文脈で回答することができます。

●大問2(文法・語法・熟語問題)
問題数は10問です。
標準レベルの問題が多く、大きな失点が許されません。
『Next Stage』や『Vintage』などの問題集を何周もして理解・暗記をしておきましょう。

●大問3(正誤問題)
問題数は10問です。
数ある正誤問題の中では標準レベルですが、確実な文法・語法知識がないと対応できないので苦手とする受験生が多い問題です。
余力があれば『スーパー講義英文法・語法正誤問題』などの問題集を使って対策をしていきましょう。

・正誤問題でよく出題されるパターン
☆単数・複数の間違い
☆熟語の前置詞が違う
☆動名詞、to 不定詞の間違い
☆自動詞・他動詞の間違い
☆主語が違う
☆時制が違う
☆冠詞のミス

●大問4長文読解①②③)
大問4は約1000語の長文読解が3題続きます。
設問は内容一致(不一致)問題、タイトル問題、文章から推測できることを選ぶ問題などで構成されています。
2022年度は1題目と2題目で専門用語が多様されており、一見すると理解するのが困難ですが、設問で聞かれている点は専門用語の有無と関係ないので回答はしやすいと思います。

解く手順としては下記のものをオススメします。
①設問を見て長文を読みながら回答できるかを判断する
*2022年度の場合、3つ目の長文はパラグラフごとにまとめられており、把握しやすい構成でした。

②全文を読んでから回答する場合はパラグラフごとに内容に関するメモをいれていく
*メモをすると回答の根拠となる点を格段に参照しやすくなります。

③ありえない選択肢は早く切り捨てて時間をかけないようにする


とにかくこの長文読解をはやく処理できないと高得点はのぞめませんので、語彙力強化、英文解釈の徹底、長文読解の演習を欠かさないようにしましょう。

●大問5(会話問題)
問題数は5問です。
2021年度は難易度の高い選択肢もありましたが、基本的には即答できる問題で構成されているので、前後関係を見て処理していきましょう。

大問4以外で時間をかけないことと、大問4の長文読解でメモをするなどの工夫をして、すぐに参照できるようにして、可能な限り時間を短縮できるように過去問を利用して練習をしておきましょう。