「マークシートで同じ回答が連続すると不安になる…」センター英語で連続する割合を調査しました
マークシートの問題を解いているときに、同じ回答が連続するときがありますよね。
答えはバラつくことが多いので「本当にこんなに連続していいのかな…」と不安になってしまうことがあります。
人によっては連続する回答が気になってテストに集中できなくなってしまうこともあるでしょう。
そこで、センター英語を題材に実際にどれくらい同じ回答が連続するのかを調査してみました。
調査方法について
今回はセンター試験の英語(筆記)を調査対象としています。
*リスニングは対象に入っていません。
調査年度は1991年度~2019年度の本試に限定しています。
そして、同じ回答が3回以上登場しているパターンを計測しています。
調査結果について
調査結果は下記の通りとなりました。
*マークシートの番号は登場順に記載しています。
*②が〇回というのは「②という回答が〇回連続した」という意味です。
1991年度:②が3回 ③が3回
1992年度:④が5回 ③が6回 ①が3回
1993年度:②が3回 ①が3回 ③が3回 ①が3回
1994年度:なし
1995年度:④が3回 ③が3回
1996年度:④が3回 ②が4回
1997年度:③が3回
1998年度:③が3回
1999年度:なし
2000年度:③が4回 ④が3回
2001年度:③が3回
2002年度:④が4回
2003年度:なし
2004年度:②が3回
2005年度:なし
2006年度:①が4回
2007年度:④が3回 ③が3回
2008年度:①が3回 ④が4回
2009年度:なし
2010年度:④が3回 ③が4回
2011年度:③が3回 ④が3回 ②が4回
2012年度:②が3回 ②が3回
2013年度:①が3回 ②が3回 ②が3回 ①が3回
2014年度:なし
2015年度:②が3回 ④が4回 ②が3回
2016年度:①が3回 ③が3回
2017年度:なし
2018年度:③が4回
2019年度:なし
こうしてみると3回連続までは割と普通にあります(31回登場)
4回連続までが許容範囲で、5回、6回に関しては1992年度のみです。
したがって、センター英語においては3、4回連続まではOKで、5、6回になると間違っている可能性が高いということですね。
2020年度のセンター英語予測
今回の調査でわかったことは「連続する同じ回答がまったくない年は2年連続で続かない」ということです。
つまり2019年度には連続する同じ回答がまったくない年だったので、2020年度のセンター英語では連続する同じ回答がどこかに含まれている可能性が高いということ。
あくまで予想ですので、仮に2020年度のセンター英語でも連続する同じ回答がなかった場合、責任を取ることができません。
しかし、どこかで同じ回答が連続しても不安にならずに前に進めることができますよね。
気休めかもしれませんが、本番では些細なことも気になってしまうのでぜひ今回の調査結果を心の安定剤にしてもらえればと思います。