夏の模試でE判定をとってしまった人がやるべき3つのこと
夏休みは「受験の天王山」といわれており、夏終わりに実施される模試の成績によって夏休みの勉強の成果をみることができます。
夏の模試でC判定以上をとった人は油断せずに勉強を続けていればかなり合格する確率は高いでしょう。
しかし、E判定をとってしまった人は夏休み以降の勉強の仕方を考え直す必要があります。
本記事では夏の模試の成績が悪かった人が夏以降で何をすべきかを3つにまとめてご紹介します。
目次
夏休みはしっかり勉強できていましたか?
そもそもの話なのですが、夏休みはしっかり時間をとって勉強できましたか?
不思議なのですが、たまに1日2~3時間未満の勉強量にもかかわらず、模試の成績が悪くて落ち込んでしまう人がいます。
勉強量が足りていないときの問題点は、勉強法が合っているのかどうかを検証するレベルにも達していない点です。
時間をかけていなければ成績が悪いのは当然で、本当に検証すべきことは、勉強をしたのにもかかわらず成績があがらなかった原因です。
夏休みに勉強ができなかった人はまずは勉強をするようにしましょう。
どこが足をひっぱっていてどんな対策をとればいいかを考えましょう
模試を受けると必ず成績表がかえってきます。
成績表には自分の間違えた問題とその種類について書いてあると思います。
具体的にどこがどのように悪くて点数が伸びなかったのかをしっかり検証しましょう。
この検証をしないと夏休み以降も無駄な勉強を続けることになります。
得意なのにもかかわらず執着してしまったり、苦手なのにもかかわらずなんとなく得意だと錯覚してしまうことがあります。
自己認識と現実が違うケースはたくさんありますので、自分のことを正確に知るためにも、どこが苦手でどんな対策をうった方がいいのかを検証してきましょう。
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志望大学の変更を検討しましょう
どうしても行きたい大学があるなら別ですが、そうでないなら志望大学の変更も視野にいれておいたほうがいいです。
受からなかったら浪人をすればいいと簡単に考えているかもしれませんが、浪人をするとお金がかかりますし、浪人をしても第一志望に合格できる人は全体の30%程度です。
浪人をした身だからこそ大学を現役で合格することを強くオススメします。
E判定といっても程度の差があり、例えば東大志望にもかかわらず模試で偏差値が50だった(東大模試を除く)場合などは確実に変更したほうがいいです。
E判定だからといって必ず不合格になるわけではありませんが、上記のようにあまりにもかけ離れていたら、どうしても厳しくなります。
厳しい決断になると思いますが、志望大学を再検討してみましょう。
計画を立てただけでやった気になっていた現役時代の夏
僕は現役時代に失敗をして浪人を余儀なくされました。
夏の終わりの時点で志望大学である早稲田大学のレベルにはまったく達していないのにもかかわらず、合格する自信があったのです。
実情は夏休みに立てていた計画をほとんどこなすことができておらず、模試の成績も想定していたものと大きくかけ離れていました。
計画を新たに立て直すことだけで満足感を感じてしまい、けっきょく受験当日まで自分の犯した過ちがわからず、受験した大学はすべて不合格となりました。
なので夏休みに目標としていた成績を出せずに終わってしまった人は、徹底的に現実と向き合って今後の対策を練り、実行にうつしてほしいのです。
E判定であったという現状を受け入れ、なにをすべきなのかを明確にしていきましょう。
まとめ
夏の模試でE判定をとってしまった人は…
・実際に勉強をしていたかを確認しましょう
・模試の成績をみてどこがどのように悪かったのかを分析しましょう
・場合によっては志望大学の変更を考えましょう
徹底的に現実と向き合い、計画をたてて実行にうつしていくことができればE判定でも逆転合格を勝ち取ることができます。
あきらめずに最後までやり抜いてみましょう。