英単語や英文法は長期記憶にしないと本番で点がとれません

2019年6月11日

受験勉強をやっている人にとっては半ば常識となっていますが、英語は時間がかかる科目なので早めにはじめたほうがいいです。

英語を早めに始めなければいけない理由は…

英単語や英文法を長期記憶化しておかないと本番で点をとれないからです。

社会については覚えた知識がほとんどそのまま出題されるので、最悪長期記憶化しなくてもかまわないのですが、英語はそうもいきません。

本記事では他の科目とくらべて英語が特別である理由を詳しくご説明します。

英単語と英文法の知識が無意識状態になっていないと…

入試問題をみたことがある人であればわかると思うのですが、英語の配点のほとんどを占めているのは長文問題です。

長文問題を読むときに英単語の意味だったり、英文法の用法をいちいち思い出していたら制限時間内に解ききることができません。

つまり英単語や英文法については無意識に思い出すことができないと話にならないということです。

そして無意識化・長期記憶化は直前になってできるようなものではありません。

他の教科が完成していたら、できないこともないのですが、英語だけができていないという状況はあまり考えられません。

単語を無意識化・長期記憶化する方法

単語を無意識化・長期記憶化するためにはシンプルに何度も何度も反復することです。

しかし、多くの人は反復回数を低く見積もりすぎです。

多くても5回くらいやればいいかくらいに考えているケースが多いのですが、単語に関しては100周くらいやるつもりで反復しましょう。

僕の場合は下記のように単語を覚えました。

使用した単語集:4~5冊
・反復回数:うち1冊は30周程度
・長文問題を300題以上解いて知らない単語はメモをして覚えた。

以上のように単語集は30周以上したうえで頻出単語については長文でも覚えていたため、合計100回程度は同じ単語に出くわしていると思います。

ここまでやってようやく長文をまともに読めるようになります。

全員がこれくらいやっているわけではなく、多くの場合100周もしていないと思いますが、心もちとしては100周を目標にしてほしいです。

英文法を無意識化・長期記憶化する方法

まず1から英文法を理解しようとして分厚い参考書を読み始めるのはNGです。

おもっているより学ぶべき英文法の量は膨大ですので、分厚い参考書からはじめると挫折する可能性が高いです。

なので頻出の問題がならべられた解説が豊富な問題集を解いていきましょう。

まずは問題を解けるようにして、それから参考書を読めば、うまく知識が体系化されます。

僕の場合は下記のように英文法を学びました。

・『ネクステージ』を5周して「なぜこれが答えになるのか」を即答できるようにした。
・ほかにも英文法問題集を5冊ほどこなした。『ネクステージ』を勉強法は同じ。

正直、塾講師をはじめるまで5文型さえ人に説明できない状態でしたが、入試を突破するということに関しては問題集だけでどうにかなります。

とはいえ、単語に匹敵する努力量が必要ですので早めに対策しはじめましょう。

まとめ

英単語と英文法に早めに取りかからないといけない理由は…

無意識化・長期記憶化しないと本番に間に合わないから!

英単語・英文法は夏の終わりまでに学びおえて長文対策をしていきましょう。