自分で学習計画をたてて進められるようになるべき理由

2020年5月12日

あなたは学習計画を自分で立てて実行することができますか?

塾講師として3年以上働いてきた僕からみると、成績がいい人ほど自分で学習計画を立てて実行しているという印象があります。

逆にあまり得意でない生徒は指示があるまでずっと待っていますし、僕は1度、「早く指示を出してよ!」と生徒に怒られてしまったことがあります。

そこで本記事では「自分で学習計画を立てる重要性」についてお伝えします。

自分の強み・弱みの把握ができる

自分で学習計画を立てるには、自分の強みと弱みを把握していなければいけません。

「英語が弱いから得意な数学はおさえめにして、英語にこれだけ時間をかけよう」という決断をすることができます。

ところが、強みと弱みがわかっていないと得意な科目・分野ばかり勉強して総合点が上がらないという現象がおこりがちです。

計画を立てようとすれば、必ず自分の強みと弱みの把握は必須なので、計画を立てるメリットがあります。

自分の責任で物事を進める練習になる

大学生になっても社会人になっても自分の責任で物事を進めるという姿勢は人生が180度違ってくるくらい重要なことです。

何かを自分で決めて、自分の責任範囲内でやりきるということができないと、常に誰かのせいにして文句が絶えない人生になります。

自己責任と聞くと、かなりプレッシャーがかかりそうですが、慣れてしまえばあらゆることから自由になります。

文句もなくなりますし、自分の好きなように意思決定できますし、人に大きな迷惑をかけることもなくなります。

なので、中高生のうちから自分で学習計画をたてて自分の責任範囲の中で実行する練習をしていきましょう。

学習計画はこう立てるべし!

具体的に学習計画を立てるときは下記の手順で立てるようにしましょう。

1.自分の勉強すべき科目を並べる
文系であれば英語・国語・社会(数学)になると思います。

2.いつまでに/何を/どのように/どうするかを決める
例えば、9月の模試までに英文法で9割以上をとるために『ネクステージ』1日5ページずつ進めるという風に、やるべきことを具体化していきます。

3.やるべきことはゴールから逆算する
「9月の模試までに『ネクステージ』を3周するには1日当たり○ページやる必要がある」という風にゴールから逆算します。

4.カレンダーに週ごと、月ごとの目標を書き込んでいく
1日にやるべきことが決まったらカレンダーに週ごと、月ごとの目標を書き込んでいきます。

5.実行するために必要な体制を整えておく
勉強する場所、集中できる時間帯、集中できる時間(「1回の勉強で90分は集中できる」など)を決めていきましょう。

いちばん難しいステップは2番目だと思います。

やるべき参考書・問題集がわからないというときは「英語 参考書 オススメ」などのキーワードで検索してヒットしたものを使っていきましょう。

1~5番目のステップを踏んでも決断することができない人がいるかと思いますが、最初は自己責任で何かをやるのは怖いので仕方ないことです。

しかし、人間は今ある環境に順応してしまう生き物ですので、一度自己責任の世界に入れば勝手に順応していきます。

まずは思考停止して、とりあえず実行してみましょう。

まとめ

なぜ自分で学習計画を立てる必要があるのかというと…

・自己責任で意思決定して他人に責任をなすりつけない素晴らしい大人になるためです。

他人の責任にしてしまう人は意外と多いので、自己責任の世界に入ることができればそれだけでリードすることができます。

「そんなことを言われてもやっぱり不安」という人は「かまなび特進(文系)にアクセスしてみてください。

過去問の結果をもとに学習計画を立てるお手伝いをします。

ぜひご検討ください。