受験の計画は未来から逆算して立てるのがコツ!

2019年11月14日

受験を成功させるには学習計画を立てることが必須です。

学習計画がないまま勉強することはゴールがどこにあるかわからないマラソンを走っているのと同じことです。

走るべきコースもゴールもわからずに走り続けると間違えているかもしれないし、なにより不安になりますよね。

本記事では学習計画は未来から逆算して立てるべきという話をします。

「未来から逆算するとは?」

「未来から逆算する」というのはゴール地点までにやるべきことを洗い出してから、1か月単位、1週間単位、1日単位に区切って計画を立てることです。

「英文法が苦手だから今は英文法をやる」というやり方ではなくて、「志望大学合格までにどの参考書・問題集をいつまでに終わらせる」という視点で計画を立てます。

まずは志望大学の情報収集をしよう

やみくもに勉強を始める前に志望大学の情報収集をしましょう。

やるべきことは下記の通りです。

1.合格最低点を調べる
→どのくらい点数をとれば合格を勝ち取ることができるのかを調べましょう。
志望大学の過去問(赤本など)をみれば合格最低点が掲載されています。

2.志望大学の過去問を解く
→どんな問題が出るのかを体感しておきましょう。
この時点で出る点数は気にしなくてもOKです。

3.合格体験記やブログを読んでおススメの参考書や問題集をそろえる
→だいたいの合格体験記やブログにはおススメの参考書・問題集が書いてあります。
すべて買うというわけではなく、メモをして書店で内容を確かめましょう。

以上の3つを調べたら、計画を立てはじめます。

具体的な計画の立て方

計画は長期目標、中期目標、短期目標の3つをベースに立てるのがベストです。

長期目標は志望大学の合格、中期目標は模試の成績、短期目標は1か月でやるべき参考書・問題集が基本モデルです。

考え方としては下記の通り。

1.志望大学合格までに、どの模試で、どれくらいの成績をとるか

2.模試で目標の成績をとるために、決めた参考書・問題集をいつまでにやるか

3.決めた参考書・問題集をやるために1か月でどれくらいやるべきか

4.1か月でやりきるために1週間でどれくらいやればいいか

5.1週間でやりきるために1日どれくらいやればいいか


以上のように未来のゴールから1日にやるべきことを決めていきます。

1日にやるべきことを積み重ねていけば志望大学合格にたどりつくという理論です。

ロボットではなく人間ですので計画通りに勉強が進まないときがあると思います。

そんなときは今の進捗度に合わせて計画を立てなおしていけばOKです。

ただ、取り返しのつかないくらい計画を先延ばしにしないように注意してください。

「そんなことありえるのか」と思う人もいるかもしれませんが、僕が現役生時代に実際にやってしまったことです。

計画を立てるだけ立てて実行しないという何とも情けない行動をとってしまったおかげで受けた大学はすべて不合格。浪人を余儀なくされました。

まとめ

勉強計画の立て方は…

志望大学合格から逆算して1日にやるべきことまで落とし込む!

計画を立てたら必ず実行しましょう。

計画を立てて満足をしてしまう人はけっこう多いですよ。