単語が覚えられないときに確認すべきこと3選
英語を勉強しているときに多くの人がぶち当たる壁が単語を覚えられないということです。
単語を覚えることができないと長文も読めないしリスニングも何を言っているかわからないし、当然英作文を書くことなんてできません。
英語の勉強をあきらめたくなるけど、文系・理系に限らず、英語は避けて通ることができません。
そこで、単語暗記に挫折しそうな人に向けて確認すべきことを3つあげてみました。
単語を発音することはできますか?
意外かもしれませんが、単語の発音ができないと驚くほど覚えられません。
発音ができないというのは文字の羅列をながめていることとほとんど同じだからです。
無機質な文字の羅列を数千個も覚えなければならないという状態はかなり苦痛です。
まずは覚えられない単語の発音を正しくできるかどうかを確認してください。
同時に、発音ができないとリスニングでも聞き取ることができません。
発音することができない場合は付属のCDなどを聴いて確実に発音できるようにしましょう。
また、音声をボーっと聴いているだけではなく自分で声に出してみましょう。
英語はそもそもコミュニケーションツールなので自分で使わないと身につかないものです。
単語集を何周しましたか?
単語の発音ができるかどうかを確認したあとは単語集を何周したのかを確認しましょう。
5周未満の人は周回数がまったく足りていません。
英語が得意な人は単語集を数十周はしています。
僕自身も一つの単語集を30周以上くりかえしています。
最低でも10周はしてみてください。
単語が覚えられないと嘆く人はだいたい2~3周しかしてません。
「そんなに周回していたら他の教科に手が回らない」と思うかもしれませんが、周回するごとに1回のスピードはあがっていきます。
最終的に1日で1周するくらいまでになりますので、安心して単語集をくりかえし覚えていきましょう。
1周終わるごとに正の字を書いていくと達成感があるのでおススメです。
単語集だけで覚えようとしていませんか?
ここまで単語集にこだわってきましたが、単語集だけに集中するのはNGです。
単語は長文やリスニング、英作文からも吸収していきましょう。
長文やリスニングでは読めなかったand知らなくて聞き取れなかった単語をチェックして復習し、英作文は表現したい言葉があったけど、知らないがゆえに書けなかった単語をチェックしていきましょう。
いろいろな媒体から単語を吸収することによって単語暗記の効率をかなり上げることができます。
単語集だけだといくら単語を覚えても応用がきかないので、ただ知識として知っているけど問題には答えられないという本末転倒な状態になりがちです。
1か所から知識を吸収するということは他の教科でもやりがちなので、歴史を勉強していたり、古典を勉強していたりするときでも、他の媒体を使うように心がけてみましょう。
まとめ
単語が覚えられないときは…
1.発音ができるか確認!
2.単語集を10周以上しているか確認!
3.単語集だけで暗記しようとしていないか確認!
あきらめる前に上記3つのことをチェックしてみましょう。