小樽商科大学(前期日程)の数学対策

本記事では小樽商科大学(前期日程)の数学対策について記載しています。

数学の試験時間は100分で、配点は200点です。

小樽会場の問題を分析しています。

小樽商科大学の入試情報

年度区分募集人員志願者数受験者数合格者数入学者数合格最低点
2025一般選抜(前期日程・昼)2806325603053011018.5/1400(72.8%)
一般選抜(後期日程・昼)704001939867695/900(77.2%)
一般選抜(前期日程・夜)201531462626498/800(62.3%)
2024一般選抜(前期日程・昼)280659591301294835.5/1400(60.1%)
一般選抜(後期日程・昼)7035213910871651/900(72.3%)
一般選抜(前期日程・夜)2092832625458/800(57.3%)
2023一般選抜(前期日程・昼)280623559304292798/1400(57.0%)
一般選抜(後期日程・昼)7039216710879652/900(72.4%)
一般選抜(前期日程・夜)20101932825446/800(55.8%)

各項目の傾向と対策

大問は全部で5つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2025年度2024年度2023年度
・小問集合(60点)
1. 多項式の割り算
2. 分母の払える分数式
3. 確率
・小問集合(60点)
1. 複素数と方程式
2. 円の共有点
3. 2次方程式の解の範囲
・小問集合(60点)
1. 4次関数
2. 放物線と面積
3. 平行四辺形と比(ベクトル)
・数列(漸化式)(40点)
設問×3
・二項定理、係数の最大(40点)
設問×3
・数学的帰納法による倍数の証明(40点)
設問×1
・3次関数の最大最小、指数不等式、三角関数の最大(60点)
設問×3
・3次方程式の解、指数方程式、確率(60点)
設問×3
・確率(さいころ)、対数(桁数)、三角不等式(60点)
設問×3
・領域の図示と面積計算(40点)
設問×2
・放物線の接線と台形の面積(最小値)(40点)
設問×2
・2次方程式の解と係数の関係(40点)
設問×2
・微分、定積分の計算(40点)
設問×2
・曲線の長さ(対数関数含む)(40点)
設問×1
・関数の増減・グラフ、面積計算(40点)
設問×3

問 I・III(結論のみ記述): 証明やプロセスは不要で、正確な計算結果のみが求められます。

大問 II・IV・V(記述式): 結論に至る過程や証明、途中計算を論理的に記述する必要があります。

群選択制:

第一群(文系志望向け): 大問 I, II, III, IV を解答。

第二群(理系数学を含む): 大問 I, II, III, V を解答。Vは数IIIの内容です。

●対策

① 「正確・迅速」な計算力の養成(大問 I・III 対策)

結論のみを記す形式のため、計算ミスは即失点につながります。

対策: 数IIの多項式、三角関数、対数の計算を毎日欠かさず行いましょう。特に2025年の確率の一般化2024年の係数の比較 のように、文字を含んだ正確な処理能力が必要です。

② 記述の「型」を身につける(大問 II・IV・V 対策)

数学的帰納法: 2023年に出題された倍数の証明など、帰納法は記述の定石です。教科書通りの丁寧な手順(n=1のとき、n=kを仮定したとき…)を確実に書けるようにしましょう。

図示と立式: 面積問題(2025年 IV 、2023年 V )では、まず正確なグラフを書き、積分区間を明確に示すプロセスを練習してください。

③ 数III範囲の徹底(第二群 志望者)

微積分の基礎: 特殊な難問は出ませんが、2024年の「曲線の長さ」 や2025年の「eを含む関数の定積分」 など、数IIIの公式を使いこなす能力が問われます。

対策: 数IIIの教科書章末問題〜標準レベルの問題集(青チャート、基礎問題精講など)を網羅し、計算スピードを上げましょう。

④ 時間配分のシミュレーション

100分で4題(1題あたり25分)ですが、大問I・IIIは複数の小問から成るため、ここをいかに早く正確に片付けるかが鍵です。

理想的な配分: 大問I・III(計30〜40分)、大問II(20分)、大問IVまたはV(30分)、見直し(10分)。

⑤ データの分析・新課程への対応

2025年度より数学C(ベクトル等)が範囲に含まれています。2025年の大問IV のように、平面図形と方程式の融合問題は今後も警戒が必要です。

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