岩手大学(前期日程)の数学対策

本記事では岩手大学(前期日程)の教育学部、農学部、獣医学部、理工学部の数学対策について記載しています。

各学部の配点は下記の通りです。

理工学部(情報系)400
農学部、理工学部(数理・物理、材料科学、電気電子・情報通信、機械知能航空、社会基盤・環境工学、データサイエンス応用オープン)300
教育学部、獣医学部200
理工学部(化学)50


試験時間は教育学部が90分で、理工学部、農学部、獣医学部が120分です。

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各項目の傾向と対策

大問は全部で5つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

・教育学部

2025年度2024年度2023年度
1・小問集合
1. 解と係数の関係
2. いろいろな数列
3. 対数の計算
・小問集合
1. 二項定理
2. 指数・対数不等式
3. ユークリッド互除法
・小問集合
1. 2次関数の最大と最小
2. 加法定理とその応用
3. 等比数列
2・平面ベクトルの内積
設問×2
・平面ベクトルの成分表示
設問×4
・確率の基本性質
設問×3
3・確率の基本性質
設問×3
・記数法、小数と分数
設問×3
・位置ベクトル(空間)
設問×2
4・接線と法線、面積
設問×3
・接線と法線
設問×2
・微分法の方程式への応用、面積
設問×2
5・面積
設問×3
・定積分で表わされた関数
設問×
・小問集合
1. 定積分
2. 関数の増減と極値
3. 微分係数

・農学部、獣医学部

2025年度2024年度2023年度
1・小問集合
1. 解と係数の関係
2. いろいろな数列
3. 対数の計算
・小問集合
1. 二項定理
2. 指数・対数不等式
3. ユークリッド互除法
・小問集合
1. 2次関数の最大と最小
2. 加法定理とその応用
3. 等比数列
2・平面ベクトルの内積
設問×2
・平面ベクトルの成分表示
設問×4
・確率の基本性質
設問×3
3・確率の基本性質
設問×3
・記数法、小数と分数
設問×3
・位置ベクトル(空間)
設問×2
4・接線と法線、面積
設問×3
・接線と法線
設問×2
・微分法の方程式への応用、面積
設問×2
5・漸化式
設問×2
・円と直線(円と曲線)
設問×3
・指数・対数不等式
設問×2

・理工学部

2025年度2024年度2023年度
1・小問集合
1. 複素数の極形式
2. 指数の計算
3. 直線の方程式
・小問集合
1. 二項定理
2. 指数・対数不等式
3. ユークリッド互除法
・小問集合
1. 2次関数の最大と最小
2. 加法定理とその応用
3. 等比数列
2・場合の数
設問×4
・位置ベクトル(平面)、平面ベクトルの内積
設問×2
・関数の極限
設問×5
3・平面ベクトルの内積
設問×4
・記数法、小数と分数
設問×5
・位置ベクトル(空間)
設問×2
4・等差数列、いろいろな数列
設問×3
・確率の基本性質
設問×3
・小問集合
1. 不定積分
2. 面積
3. 体積
5・定積分
設問×5
・面積
設問×3
・曲線の媒介変数表示
設問×4

「誘導形式」の徹底: 各大問は(1)から(3)〜(5)程度の小問に分かれており、前の設問の結果をヒントに解き進める標準的な形式です。

典型問題の組み合わせ: 奇をてらった難問は少なく、教科書の章末問題〜入試標準レベルの問題がバランスよく組み合わされています。

計算の正確性を重視: 特に数IIIの微積分や複素数、確率では、計算過程をしっかり書かせる記述式であり、計算ミスが合否を分けます。

●対策

① 理工学部・理系教育志望

数III微積分の完答を目指す: 2025年の「変曲点と面積」 や2023年の「媒介変数表示の接線」のように、微積分は配点が高く、完答できるかどうかが鍵です。

対策: 置換積分、部分積分、二階微分によるグラフの凹凸調査を淀みなく行えるように訓練しましょう。

② 農学部・獣医学科志望

確率と数列の融合に慣れる: 文章題から漸化式を立てる問題(2025年大問5)や、図形と数列を絡めた問題 が出題されます。

対策: 典型的な「点Pの移動」や「水の体積の変化」といったモデル化された問題を数多くこなし、立式力を高めてください。

③ 教育学部(文系)志望

共通範囲の基礎固め: [1]〜[4]の範囲(数I・II・A・B・C)を重点的に。2次方程式の解と係数の関係、対数の計算、平面ベクトルなどの基礎を落とさないことが重要です 。

対策: 共通テストレベルの基本事項を確実にマスターした上で、記述式の答案練習(特に証明問題)を行ってください。

3. 全体的な対策のまとめ

教科書レベルの「証明」を疎かにしない: 「微分可能であることを示せ」といった根本的な理解を問う証明問題への対策が必要です。

計算プロセスの可視化: 記述式のため、立式だけでなく計算の途中経過を論理的に書く練習をしましょう。

過去問の使い分け: 岩手大学は学部間で問題を共通化しているため、自分の学部以外の過去問も「共通問題」として演習に活用するのが非常に効果的です 。

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