秋田大学(前期日程)の数学対策

本記事は秋田大学(前期)の数学対策について記載しています。

秋田大学は学部学科コースによって配点が異なります。

情報データ科学部(文系a、理系a、理系b)800
総合環境理工学部(応用化学生物b、環境数物科学b、社会システム工b)500
教育文化学部(学校教育課程(初等中等教育理数型))400
総合環境理工学部(応用化学生物a、環境数物科学a、社会システム工a)250
国際資源学部(国際資源学科(資源地球科学、資源開発環境))、教育文化学部(学校教育課程(初等中等教育一般型、特別支援教育、こども発達、地域文化))200
医学部(医学科)100


試験時間は90分です。

学部別の出題・解答構成は下記の通りです。

教育(理数以外)・情報データ(文系): (1)〜(4) の数I・II・A・B中心の構成 。

国際資源・理工・情報データ・教育(理数): (1), (3), (4), (5) を中心とした構成。

医学部(医学科): (4)〜(7) または (5)〜(8) といった、後半のより高度な問題(数III・C範囲を含む)が指定されます。

秋田大学の入試情報

秋田大学の公式サイトの情報をご確認ください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で7つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2025年度2024年度2023年度
1・小問集合
1. 指数・対数方程式
2. 不等式の証明
3. 四分位数と箱ひげ図
・小問集合
1. いろいろな数列、等差数列
2. 場合の数
3. 分散と標準偏差、データの整理と代表値、式の値
・小問集合
1. 正弦定理・余弦定理、三角比の基本性質
2. 二項定理
3. 分散と標準偏差、データの整理と代表値
2・面積、接線と法線、2次関数のグラフ
設問×3
・軌跡、不等式の表わす領域、直線の方程式
設問×3
・面積、接線と法線
設問×2
3・高次方程式、整式の除法
設問×2
・三角関数と含む方程式、三角関数の基本性質、加法定理とその応用
設問×4
・確率の基本性質、約数と倍数、素因数分解
設問×3
4・平面ベクトルの成分表示、平面ベクトルの内積、三角形の五心
設問×3
・空間ベクトルの成分表示、空間ベクトルの内積、三角形の五心
設問×3
・平面ベクトルの成分表示、直線の方程式、平面ベクトルの内積
設問×2
5・面積、接線と法線
設問×3
・面積、接線と法線、関数の増減と極値
設問×3
・楕円、曲線の媒介変数表示、接線と法線
設問×3
6・複素数の図形への応用、複素数の極形式
設問×2
・数学的帰納法
設問×3
・場合の数
設問×3
7・漸化式
設問×2
・確率の基本性質
設問×2
・最大値と最小値、微分法の図形への応用
設問×2
・複素数の図形への応用、複素数平面、複素数の極形式
設問×3
・空間ベクトルの成分表示、漸化式
設問×2

過去3年間の出題内容を整理すると、以下の分野が重点的に出題されています。

データ分析(大問1の定番):

平均値、分散の計算 、四分位範囲の比較 など、数Iの「データの分析」が毎年必ず大問1の小問として出題されています。

微分・積分(数IIおよび数III):

数II: 放物線と接線、面積計算(1/6公式の活用など)。

数III: 媒介変数表示された曲線の接線と面積 、無理関数の極値 、合成関数の微分など。

ベクトル(平面・空間):

方向ベクトルを用いた直線の方程式 、内心の座標、内積の計算など。図形的性質をベクトルで処理する能力が問われます。

複素数・複素数平面:

複素数平面上での軌跡、三角形の面積の最大・最小。

数列:

漸化式と一般項の決定 、Σの計算。

確率:

カードの取り出しや、さいころを用いた標準的な確率。

●対策
① 教育(理数以外)・情報データ(文系)志望

「データの分析」を完璧にする: 毎年出題されるため、用語(分散、標準偏差、四分位など)の定義と計算方法を確実にマスターしましょう。

数IIの微積分を得点源に: 接線の方程式と面積計算は、パターン化された問題が多いです。素早く正確に解けるよう演習を積みましょう。

② 理工・情報データ(理系)・国際資源 志望

媒介変数表示と数III微積分: 2023年 や2024年 のように、数III範囲の微分・積分が合格の鍵を握ります。グラフを描き、面積を立式する流れを練習してください。

ベクトルの基礎体力をつける: 平面だけでなく空間ベクトルでの内積計算や垂直条件を確実に処理できるようにしましょう。

③ 医学部(医学科)志望

思考力を問う問題への対応: 2024年の文字列の並び(非くり返し列)のような、一見目新しいテーマに対して、実験・推論して論理的に説明する力を養いましょう。

数III・Cの高度な演習: 他学部よりも難易度の高い大問((6)〜(8)など)が指定されます。複素数平面での図形的考察 や、数列の漸化式 など、融合問題への対応力を磨く必要があります。

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