秋田大学(前期日程)の国語対策

本記事は秋田大学(前期)の国語対策について記載しています。

秋田大学は学部学科コースによって配点が異なります。

国際資源学部(国際資源学科(資源政策コース))250
教育文化学部(学校教育課程(初等中等教育一般型、特別支援教育、こども発達)、地域文化学科)200
教育文化学部(学校教育課程(初等中等教育英語型))100


試験時間は60分です。

秋田大学の入試情報

秋田大学の公式サイトの情報をご確認ください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で2つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2025年度2024年度2023年度
・現代文
出典:『思考の庭のつくりかた はじめての人文学ガイド』福嶋亮太
1. 傍線部の説明
2. 傍線部の説明
3. 傍線部の説明
4. 傍線部の説明
5. 傍線部の説明
6. 傍線部の説明
7. 傍線部に関して記述説明(200字以内)
・現代文
出典:『記号論への招待』池上嘉彦
1. 図中にあてはまる語句×5
2. 傍線部の説明
3. 傍線部の説明(70字以内)
4. 傍線部の説明
5. 傍線部の理由
6. 傍線部に関する記述問題(200字以内)
・現代文
出典:『手の倫理』伊藤亜紗
1. 傍線部の説明
2. 傍線部の説明
3. 抜き出し問題(13字)
4. 傍線部の説明
5. 傍線部の説明
6. 傍線部の説明
7. 傍線部に関する記述問題(200字以内)
・漢字問題
漢字問題(書き・記述)×5
・漢字問題
漢字問題(書き・記述)×5
・漢字問題
漢字問題(書き・記述)×5

設問形式:

記述説明: 理由説明や内容説明が中心。「本文の内容に即して説明しなさい」という指示が多く、50字〜80字程度の短文記述から、200字程度の長文記述まで幅広く出題されます。

図表・空欄補充: 本文の論理構造を図解した空欄を埋める問題など、文章の構造的理解を問う工夫が見られます。

漢字: 各大問の最後に書き取り問題が5問出題されます。レベルは標準的ですが、ケアレスミスが許されない得点源です。

人文学・社会論が中心:

  • 2025年: 「文芸批評」を切り口とした、世界の読み解き方や人間の思考構造(前景・後景)についての論考 。
  • 2024年: 記号論によるコミュニケーションの仕組み(コードとコンテクスト) 。
  • 2023年: 身体論や倫理をテーマとした、管理社会における「安心」と「信頼」の違い 。

論理の明確さ: 抽象的な概念(「信頼」vs「安心」、「コード」vs「コンテクスト」など)を対比させながら論じる文章が好んで選ばれています。

●対策
① 「対比」と「構造」の把握力を磨く

秋田大の文章は、二つの概念を対比させて論じるものが非常に多いです。

  • 対策: 読解中、常に「AとBは何が違うのか」「AのメリットとBのデメリットは何か」をメモしながら読む癖をつけましょう。2024年の図解問題に対応できるよう、段落ごとの役割(導入・具体例・結論)を整理する練習が有効です。

② 200字記述のトレーニング

各大問の最後に控える「具体例を挙げながら200字以内で説明しなさい」という形式(2025年問七 、2024年問六 )が最大の難所です。

  • 対策: 1. 本文の核となる理論をまとめる。2. 自分の体験やニュースなどの「身近な具体例」をその理論に当てはめる。3. 論理に矛盾がないよう接続詞を正しく使って記述する。この3ステップを60分の制限時間内で行う時間配分の練習が必要です。

③ 語彙力と漢字の徹底

記述問題において、本文の言葉を適切に言い換える力が求められます。

  • 対策: 「二律背反」「恣意的」「相補的」など、評論文特有の重要語句の意味を正しく理解しておきましょう。漢字は「サッシン(刷新)」「ドウサツ(洞察)」など、受験標準レベルの漢字を確実に書けるようにしておいてください。

④ 時間配分の戦略

60分で2題の長文を読み、漢字5問と200字記述を含む複数の設問に答えるのは、案外タイトです。

対策: 1題あたり25分を目安にし、残りの10分を見直しや漢字、長文記述の調整に充てるスケジュールを体に叩き込んでください。

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