弘前大学(前期日程)の文系数学対策

本記事は弘前大学(前期)の文系数学対策について記載しています。
弘前大学の文系数学は学部ごとに配点が異なります。
| 教育学部学校教育学科(学校教育教員養成-特別支援教育)、農学生命科学部地域環境工学科 | 400 |
| 人文社会科学部(社会経営)、 | 300 |
| 医学部保健学科(看護学、理学療法学、作業療法学)、医学部心理支援科学科 | 200 |
試験時間は90分です。
弘前大学の情報
弘前大学の公式サイトを確認してください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で3つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。
| 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | |
| 1 | ・三角関数を含む方程式 設問×2 | ・位置ベクトル(平面) 設問×3 | ・対数の計算、約数と倍数、素因数分解 設問×2 |
| 2 | ・接線、法線 設問×3 | ・独立・反復試行の確率 設問×3 | ・独立・反復試行の確率 設問×2 |
| 3 | ・位置ベクトル(平面)、軌跡 設問×3 | ・定積分 設問×2 | ・位置ベクトル(空間) 設問×3 |
ベクトルが頻出: 3年連続でベクトルが出題されています。特に「平面ベクトル」と「空間ベクトル」が交互、あるいはバランスよく配置されており、図形的な考察を伴う問題が目立ちます 。
確率は「反復試行」が中心: 2023年と2024年に出題。単なる計算だけでなく、条件を満たすケースを丁寧に書き出す力や、文字を含んだ立式が求められます 。
微積分・関数: 2024年、2025年に微積分が連続して出題されました。接線、面積、定積分といった基本〜標準的な内容が中心ですが、2025年のように「なす角」を絡めるなど、他分野との融合も見られます 。
●対策
① ベクトルと微積分の徹底強化
この2分野は配点が高く、出題の可能性が非常に高いです。
ベクトル: 内積の定義、共線条件・共面条件、点から平面に下ろした垂線(2023年)などは必須。2025年のように「軌跡」と絡めるパターンにも慣れておきましょう 。
微積分: 接線の方程式、2曲線で囲まれた面積、絶対値を含む関数の定積分は、反射的に手が動くレベルまで演習を繰り返してください。
② 確率・関数の「文字・条件」への対応力
弘前大の特徴として、「自然数 a, bの組をすべて求めよ」(2023年 )や「aの範囲によって解の個数を調べよ」(2025年 )といった、条件整理能力を問う問題がよく出ます。
公式に当てはめるだけでなく、「なぜその条件が必要か(三角形の成立条件など)」を論理的に説明できるようにしましょう。
③ 記述力の養成
90分で3題という時間は、1題あたり30分使えます。これは文系入試としては比較的余裕がある方ですが、その分、採点は記述の質を見ていると考えられます。
- 図を積極的に描くこと。
- 「〜なので、〜が成り立つ」といった言葉を添え、採点者に思考過程が伝わる解答を心がけてください。
