一橋大学(前期日程)の地理対策

本記事では一橋大学(前期日程)の地理対策について記載しています。

地理の試験時間は120分です。配点は下記の表を確認してください。

学部配点
社会学部社会学科230
法学部法律学科170
経済学部経済学科160
商学部経営学科、商学科125


目標得点率は70%以上に設定して勉強していきましょう。

一橋大学(前期日程)の入試情報

一橋大学の公式サイトをご参照ください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で3つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

・2025年度

オランダの養豚業3問(記述説明問題)
都市と交通4問(記述説明問題)
移民と海外送金3問(記述説明問題)

・2024年度

コロンビアの農業4問(記述説明問題)
国際的な生産分業3問(記述説明問題)
人の移動3問(記述説明問題)

・2023年度

都市農業3問(記述説明問題)
アフリカとラテンアメリカの地域開発3問(記述説明問題)
子供の遊び場3問(記述説明問題)

全ての問題が記述説明問題です。指定字数は100字〜150字以内の問題が多いです。
説明文だけでなく、資料なども参考にして記述する問題も出題されます。

●対策
基本的な学習の姿勢として、用語の意味のないインプットではなく、地理的な背景を意識して「なぜこうなるのか」を理解しながら頭に入れていくことを常に意識して学習を進めていってください。
また、資料の読解、指定字数内で簡潔に記述しきる力も必要ですので、この能力は過去問や国立大学の問題を使って練習を積んでいきましょう。

学習の初めは教科書や参考書などを利用して地理の基本知識をインプットしていきます。
「経済地理」、「人口移動・都市化」、「農業・工業」、「環境と資源」、「地域比較」などを重点的に学習していきます。
気候変動、食料安全保障、持続可能性などの近年、地理の問題でよく出題される発展的な内容にも触れておきましょう。

資料問題は一橋大学に限らず、どの地理の問題にも出題されるので、共通テストの過去問、私立大学の過去問、他の国立大学の問題を使って演習を積んでいきましょう。

記述説明問題は上述した通り、過去問を使用して実際の形式で解いていきます。
地理の先生などに添削してもらって、問題の条件を過不足なく満たしているのかを確認していきます。

過去問演習は必須ですが、過去問からわかる傾向だけに沿って勉強していかないようにしましょう。
2025年度入試からどの大学でも傾向はずしが頻繁に行われていますので、総合的に学習していきましょう。

難関国立大学対策のまとめはこちら!↓

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