関西学院大学(全学部日程)の化学対策

本記事では関西学院大学 全学部日程の化学対策について記載しています。

全学部日程の化学の試験時間は75分で、配点は150点です。

目標得点率は70%以上に設定して勉強していきましょう。

全学部日程の入試情報

関西学院大学の公式サイトをご参照ください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

●2月1日

2025年度2024年度2023年度
・水の性質、水とエタノール、圧力
設問×6
・14族元素とその化合物、気体の溶解度、電離平衡、電離定数
設問×6
・イオンの反応
設問×7
・電池、鉛蓄電池、リチウムイオン電池
設問×12
・共有結合の結晶、密度計算、反応速度
設問×8
・温室効果、化学反応とエネルギーに関する総合
設問×9
・芳香族化合物
設問×5
・アミノ酸、ペプチド、カルボン酸、酸無水物、合成高分子
設問×4
・芳香族化合物に関する総合
設問×9

空所補充問題、計算問題、構造式の記述など多角的な視点で化学の力を試すような問題です。
理論化学と無機化学のように単元が単体で出題されることは少ないです。

●対策
・理論化学
公式や原理は丸暗記するのではなく、仕組みを理解するようにしましょう。
有効数字の表示や単位変換などで引っかかっている人が多いので、問題演習を多くこなして理科独特の形式や考え方に慣れておきましょう。
理論化学は計算問題が多く出題されるので、こちらも問題をこなしながら早く、正確な計算ができるようにしていきましょう。

・無機化学
暗記すべき事項が多いため、仕組みを理解しつつ資料集などをつかってイメージでとらえていくといいでしょう。
文字情報だけでなく、実際の物質を見ながら覚えておくと記憶が強化されます。
また、覚えるだけでなく、こちらも問題演習を積んで形式に慣れておきましょう。

・有機化学
官能基の性質や物質の反応、構造決定をおさえましょう。
アルデヒド基→還元性・中性→CH3CHO(アセトアルデヒド)といったように官能基だけでなく、その性質と例を瞬時に言えるように反復していきましょう。
問題は典型的なものが多く、得意な受験生が多いため、失点しないようにしましょう。

関関同立対策のまとめはこちら!↓

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