関西学院大学(全学部日程)の物理対策

本記事では関西学院大学 全学部日程の物理対策について記載しています。
全学部日程の物理の試験時間は75分で、配点は150点です。
目標得点率は70%以上に設定して勉強していきましょう。
全学部日程の入試情報
関西学院大学の公式サイトをご参照ください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で3つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。
●2月1日
| 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | |
| Ⅰ | ・スマートフォンの加速度センサー、重力と慣性力、自由落下、単振動、ばね振り子 設問×10 | ・ばね振り子と単振動、衝突、運動量保存、仕事とエネルギー、運動方程式、動摩擦力、慣性力 A:設問×9 B:設問×8 | ・摩擦斜面上の小物体の運動、運動方程式、摩擦角、等加速度運動、単振動 設問×10 |
| Ⅱ | ・音波の数、音波の振動数、音波のうなり、反射体の速さ 1:設問×6 2:設問×3 3:設問×5 | ・熱気球と気体の変化、状態方程式、圧力と密度、浮力と重力のつり合い A:設問×4 B:設問×5 | ・ソレノイドと磁場、電磁誘導、自己インダクタンス、相互インダクタンス 設問×11 |
| Ⅲ | ・平行板コンデンサー、電気量、静電エネルギー、電気容量、仕事、力の向き、交流電流、電力の時間変化のグラフ A:設問×7 B:設問×5 | ・磁場内の導体棒の運動、電磁誘導、誘導起電力、電流が磁場から受ける力、ジュール熱、キルヒホッフの法則、終速度 A:設問×5 B:設問×5 | ・ニュートンリング、光波の干渉、反射と位相の変化 設問×8 |
力学、電磁気学は必ず出題され、残りの問題は波動、熱力学から出題されます。
マーク式の問題と記述式の問題が出題されます。
●対策
まずは教科書レベルの内容を理解していきましょう。
公式を丸暗記せずに図などを使って人になぜそうなるのかを説明できるようになるまでにしておいてください。
次に『基礎問題精講』などを使って基本的な典型問題を身につけていきます。
上記の問題集が終わったら『良問の風』や『重要問題集』などの応用問題を解いていきます。
間違えた問題はミスをした部分を分析して徹底的に理解していきましょう。
公式などの使いどころをマスターしたあと、物理で高得点を狙っている場合は『名問の森』などの発展的な問題を自力で解ききれるか確認してください。
ここで解答をみてわかった、理解した=解けると判断する人がいるので、ご注意ください。
最後に過去問を使って仕上げていきます。
過去問演習をするときは問題集を解くときと同じく、失点分析を欠かさないようにしてください。
その問題を理解するだけでなく、次回につなげる形で理解できるかがポイントです。
関関同立対策のまとめはこちら!↓
