関西学院大学（全学部日程）の数学（理系）対策

本記事では関西学院大学 全学部日程の数学（理系）対策について記載しています。

全学部日程の数学（理系）の試験時間は90分で、配点は下記の通りです。

学部	配点
経済学部（理系）、理学部（数学・理科重視型）、工学部（数学・理科重視型）、生命環境学部（数学・理科重視型）、建築学部（数学・理科重視型）	200
教育学部教育学科（理系）、総合政策学部（理系）、理学部（均等配点型）、理学部（均等配点型）、工学部（均等配点型）、生命環境学部（均等配点型）、建築学部（均等配点型）	150

目標得点率は70％以上に設定して勉強していきましょう。

全学部日程の入試情報

関西学院大学の公式サイトをご参照ください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

●2月1日

	2025年度	2024年度	2023年度
1	・小問集合 1. 確率の基本性質 2. 指数・対数方程式 3. 恒等式 4. 複素数平面	・小問集合 1. 恒等式 2. 確率の基本性質 3. いろいろな数列	・小問集合 1. 恒等式 2. 指数・対数方程式、指数・対数不等式 3. 確率の基本性質
2	・いろいろな数列 設問×4	・加法定理とその応用 設問×2	・円と直線（円と曲線） 設問×1
3	・定積分、面積 設問×3	・ベクトルと図形（空間） 設問×3	・定積分、体積 設問×4
4	・ベクトルと図形（平面） 設問×4	・関数の増減と極値、面積 設問×4	・ド・モアブルの定理、無限等比級数 設問×4

大問1～3までマーク式、大問4は記述式での解答です。
小問集合は恒等式、確率の基本性質が頻出分野で、大問2～4は微積分が頻出分野です。

●対策
『青チャート』や『基礎問題精講』などの基本的な解法が載っている問題集を解いていきながら、これらの問題集にある解法を一瞬でアウトプットできるようになるまで反復していきましょう。
丸暗記するのではなく、一つ一つ「なぜこうなっているのか」ということを理解しながら頭に入れていってください。
ここで意味がわからないまま頭に入れても応用することができず、いくら勉強しても数学の成績が伸びないということになります。

上記の問題集が終わったら、『数学の良問問題集』や『数学重要問題集』で応用問題に取り組んでいきましょう。
ここでは、すぐに解答解説を見るのではなく、手を動かしながら問題をできるところまで解いていきます。
ここで一つも筋道がわからないということが連続する場合は、定石のインプットが甘い可能性がありますので、チャート式などに戻りましょう。

応用問題が終わったら過去問演習をしていきます。
解法が思い浮かぶ問題と浮かばない問題にわけ、前者の問題を確実に解けるようにします。
計算力に不安があれば、『合格る計算』シリーズで計算力をつけていきましょう。

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関関同立対策まとめ