一橋大学(前期日程)の数学対策

本記事では一橋大学(前期日程)の数学対策について記載しています。
数学の試験時間は120分です。配点は下記の表を確認してください。
学部 | 配点 |
ソーシャル・データサイエンス学部ソーシャル・データサイエンス学科 | 330 |
経済学部経済学科 | 260 |
商学部経営学科、商学科 | 230 |
法学部法律学科 | 180 |
社会学部社会学科 | 130 |
目標得点率は70%以上に設定して勉強していきましょう。
一橋大学(前期日程)の入試情報
一橋大学の公式サイトをご参照ください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で5つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。
2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | |
1 | ・整数 設問×3 | ・整数、数列 設問×1 | ・整数 設問×1 |
2 | ・図形と方程式 設問×2 | ・微積分法 設問×1 | ・微分法 設問×1 |
3 | ・微分 設問×1 | ・式と証明 設問×1 | ・ベクトル 設問×1 |
4 | ・ベクトル 設問×1 | ・空間図形 設問×2 | ・数列 設問×2 |
5 | ・確率漸化式 設問×2 | ・確率、図形 設問×1 | ・確率 設問×1 |
整数、微積分法、ベクトル、図形関連問題、確率、数列は頻出分野です。
全て記述式なので問題集や過去問で制限時間内で解き切れるのかを判断するようにしましょう。
●対策
120分で5題を解き切る必要があるため、1題あたり25分程度で解いていく必要がありますが、最初に難しそうな問題と解けそうな問題に分けるようにしましょう。
5問中3問の完答を目指してください。
具体的な対策としては、まず『青チャート』などの網羅系の問題集を使って典型問題は一瞬で回答できるように反復していきましょう。
解法を丸暗記するのではなく、「なぜその解き方なのか」、「なぜその公式を用いるのか」を重視していきましょう。
上記の問題集が終わったら、『文系数学の良問プラチカ』などの問題集を使っていきます。
網羅系の問題集で理解した解法を組み合わせて解いていく演習を積んでいきます。
応用的な問題集をやったら、『一橋大の数学15ヵ年』といった一橋大学の数学に特化した問題集があるので、こちらを使って演習を積んでいきましょう。
15ヵ年分の問題を解いて、難易度の高い問題と容易な問題の判断基準を自分の中で作っていきましょう。
難関国立大学対策のまとめはこちら!↓