一橋大学(前期日程)の英語対策

本記事では一橋大学(前期日程)の英語対策について記載しています。

英語の試験時間は120分です。配点は下記の表を確認してください。

学部配点
法学部法律学科、社会学部社会学科280
経済学部経済学科260
商学部経営学科、商学科235
ソーシャル・データサイエンス学部ソーシャル・データサイエンス学科230


目標得点率は70%以上に設定して勉強していきましょう。

一橋大学(前期日程)の入試情報

一橋大学の公式サイトをご参照ください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で3つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。

2025年度2024年度
・長文読解
1. 下線部が指す内容を日本語で説明(50字以内)
2. 下線部の日本語訳
3. 下線部の日本語訳
4. 下線部の内容を日本語で説明(60字以内)
5. 本文の内容に即して日本語で説明(60字以内)
・長文読解
1. 下線部に関する2つのことについて日本語で説明(それぞれ50字以内)
2. 下線部の日本語訳
3. 下線部が指している具体的な2つの事柄について説明(それぞれ20字以内)
4. 下線部に関する2つことについて日本語で説明(それぞれ30字以内)
5. 下線部の理由を日本語で説明(100字以内)
・長文読解
1. 下線部と同じ用法のthatを波線部から選ぶ
2. 下線部と同じ用法のwhatを波線部から選ぶ
3. 空所補充問題×3
4. 文中の整序問題
5. 文中の整序問題
6. 文中の整序問題
7. 空所補充問題×4
・長文読解
1. 空所補充問題×5
2. 空所補充問題×5
3. 文中の整序問題
4. 文中の整序問題
・自由英作文
3つのテーマから1つ選び100~140語で自由英作文
・自由英作文
3つのテーマから1つ選び100~140語で自由英作文
リスニング問題廃止・リスニング問題
A. 空所補充問題×6
B. 空所補充問題×6
2023年度2022年度2021年度
・長文読解
1. 下線部の日本語訳
2. 下線部の日本語訳
3. 下線部に関して日本語で説明(80字以内)
4. 下線部が表わす内容を日本語で説明(30字以内)
5. 空所補充問題
6. 空所補充問題(記述)×3
7. 文中の整序問題
8. 空所補充問題(抜き出し)
9. 内容に関して日本語で説明(60字以内)
10. 内容一致
・長文読解
1. 下線部に関して日本語で説明(50字以内)
2. 下線部の意味を日本語で説明(40字以内)
3. 下線部の日本語訳
4. 下線部と同じ意味の英語1語を抜き出す
5. 文中の整序問題
6. 文中の整序問題
7. 下線部の指し示す内容を日本語で説明(40字以内)
8. 内容に関して日本語で説明(60字以内)
9. 内容に関して日本語で説明(60字以内)
10. 空所補充問題(記述)×4
11. 空所補充問題×3
12. 空所補充問題
13. 第3段落で述べられている内容
・長文読解
1. 下線部の日本語訳
2. 下線部が指し示すことを抜き出す
3. 下線部の日本語訳
4. 下線部の定義に最も近いもの
5. 下線部の内容について説明(40字以内)
6. 下線部の指す内容を日本語で説明(80字以内)
7. 空所補充問題×5
8. 空所補充問題×5
9. 空所補充問題
10. 内容に関して日本語で説明(80字以内)
・自由英作文
3つの絵から1つ選び100~140語で自由英作文
・自由英作文
3つの写真から1つ選び100~140語で自由英作文
・自由英作文
3つのテーマから1つ選び100~140語で自由英作文
・リスニング
A. 空所補充問題×6
B. 空所補充問題×6
・リスニング
A. 空所補充問題×6
B. 空所補充問題×6
・リスニング
A. 空所補充問題×6
B. 空所補充問題×6

2024年度まで最後の問題はリスニング問題でしたが、2025年度からリスニング問題が廃止され、長文読解が2題、自由英作文が1題という構成に変わっています。
難しい英語の能力が問われているのではなく、標準的な英語力と十分な国語力を試されています。
また、120分という時間を効率よく配分して、記述問題を解ききる練習を重ねていくことも求められています。

●対策
・長文読解
下線部の日本語訳、日本語で指定字数で説明する問題、空所補充問題、文中の整序問題などが出題されます。

下線部の日本語訳問題は構文の把握と適切な日本語をあてる練習が必要です。
標準的な単語や熟語、文法知識を頭に入れて多くの英文解釈をやっていきましょう。

指定字数で日本語で説明する問題も英文解釈を前提とし、過去問などを使用して回答する練習を重ねていきましょう。
段落ごとに内容を要約していく練習をいろいろな大学の問題や英文読解の問題集を利用してやっていくといいでしょう。
解答の内容を添削してもらえる環境であれば、存分に利用していってください。

空所補充問題は前置詞や接続詞などを入れていく問題です。
基本的な英語表現を頭に入れて、論理展開を把握していきましょう。
2025年度ではthatやwhatの用法が問われています。問われる文法としては定番なので、一つの表現で色々な意味がある表現はまとめて例文を通して理解しておきましょう。

文中の整序問題は基本~標準レベルの文法、語法が頭に入っていることが前提です。
いったんはまってしまうと中々解答にたどり着かないので、時間がかかってしまう問題は飛ばして次の問題に移りましょう。

・自由英作文
3つのテーマから1つ選んで100~140語で自分の意見を英作文していく問題です。
2025年度では「学校で起こる問題を校長と面談したい旨のメッセージ」、「学校近くの公園が老朽化しているので修繕するための費用調達」、「外国の一人旅を多くしたことがある友達への一人旅の相談」など典型的な英作文ではなく、一橋大学独特の内容が問われる傾向にあります。
基本的な例文を暗唱して型を身につけたあと、自由英作文を多く書いていきましょう。
今ではChatGPTなどのAIを使って自分の書いた文を添削することができますので、存分に活用していきましょう。

難関国立大学対策のまとめはこちら!↓

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