中央大学 商学部(経営・金融学科)の数学対策

本記事は中央大学の商学部(経営・金融)の数学対策について記載しています。
中央大学商学部の数学は試験時間が60分で、配点は100点満点です。
目標得点率は75%以上に設定して勉強していきましょう。
商学部の入試情報
・2025年度
学科 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 | 合格最低点/満点 |
会計(フレックス) | 115 | 1,125 | 1,071 | 170 | 5.7 | 214.9/350(61.4%) |
会計(フレックス Plus1) | 40 | 235 | 223 | 40 | 同上 | 216.8/350(61.9%) |
国際マーケティング(フレックス) | 120 | 1,198 | 1,151 | 211 | 同上 | 214.9/350(61.4%) |
国際マーケティング(フレックス Plus1) | 20 | 147 | 142 | 31 | 同上 | 218.5/350(62.4%) |
経営(フレックス) | 130 | 1,788 | 1,680 | 195 | 7.1 | 225/350(64.3%) |
経営(フレックス Plus1) | 20 | 298 | 285 | 46 | 同上 | 226.1/350(64.6%) |
金融(フレックス) | 40 | 552 | 514 | 102 | 同上 | 219.2/350(62.6%) |
金融(フレックス Plus1) | 15 | 62 | 55 | 16 | 同上 | 220.6/350(63.0%) |
・2024年度
学科 | コース | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 | 合格最低点/満点 |
会計学科 | フレックス・コース | 115 | 1,087 | 1,035 | 289 | 3.4 | 204.1/350(58.3%) |
フレックス Plus1・コース | 40 | 267 | 263 | 66 | 同上 | 213.7/350(61.0%) | |
国際マーケティング学科 | フレックス・コース | 120 | 1,159 | 1,103 | 356 | 同上 | 200.0/350(57.1%) |
フレックス Plus1・コース | 20 | 151 | 145 | 38 | 同上 | 210.8/350(60.2%) | |
経営学科 | フレックス・コース | 130 | 1,632 | 1,539 | 296 | 4.8 | 216.1/350(61.7%) |
フレックス Plus1・コース | 20 | 347 | 327 | 48 | 同上 | 222.2/350(63.4%) | |
金融学科 | フレックス・コース | 40 | 743 | 697 | 187 | 同上 | 211.1/350(60.3%) |
フレックス Plus1・コース | 15 | 82 | 75 | 20 | 同上 | 214.5/350(61.2%) |
他年度のデータは公式サイトをご参照ください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。
2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | |
Ⅰ | ・整数の割り算の余り(25点) 設問×2 | ・対数関数で表わされた関数の最大値(25点) 設問×1 | ・三角関数を含む連立方程式(25点) 設問×1 |
Ⅱ | ・接線の方程式と接点の座標(25点) 設問×1 | ・三角形の垂心の位置ベクトル(25点) 設問×2 | ・3次関数の最大・最小(25点) 設問×2 |
Ⅲ | ・2つの円の共通外接線の接点間の距離、弦の長さ(25点) 設問×2 | ・定積分で表わされた関数(25点) 設問×1 | ・2項間漸化式(25点) 設問×3 |
Ⅳ | ・同じ文字を含む順列、同じ文字が隣り合う確率、同じ文字が隣り合わない確率(25点) 設問×2 | ・3個のさいころを投げたときの目の出方の確率(25点) 設問×3 | ・さいころを3回投げるときの確率(25点) 設問×3 |
微積分、確率は頻出単元です。すべて記述式での回答です。大問1つあたり15分程度で回答する必要があるので、典型的な解法と計算を素早くやっていきましょう。
●対策
『黄チャート』や『基礎問題精講』などの基本的な解法が載っている問題集を解いていきながら、これらの問題集にある解法を一瞬でアウトプットできるようになるまで反復していきましょう。
丸暗記するのではなく、一つ一つ「なぜこうなっているのか」ということを理解しながら頭に入れていってください。
ここで意味がわからないまま頭に入れても応用することができず、いくら勉強しても数学の成績が伸びないということになります。
上記の問題集が終わったら、『数学の良問問題集』や『数学重要問題集』で応用問題に取り組んでいきましょう。
ここでは、すぐに解答解説を見るのではなく、手を動かしながら問題をできるところまで解いていきます。
ここで一つも筋道がわからないということが連続する場合は、定石のインプットが甘い可能性がありますので、チャート式などに戻りましょう。
応用問題が終わったら過去問演習をしていきます。
解法が思い浮かぶ問題と浮かばない問題にわけ、前者の問題を確実に解けるようにします。
計算力に不安があれば、『合格る計算』シリーズで計算力をつけていきましょう。
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