法政大学 情報科(ディジタルメディア)、デザイン工(都市環境デザイン工・システムデザイン)、理工(機械工[機械工学]・応用情報工)、生命科学部(生命機能)の化学対策

本記事では法政大学 情報工・デザイン工・理工・生命科学部(Ⅰ日程)の化学対策について記載しています。
2月11日に実施される情報工学部A方式Ⅰ日程(ディジタルメディア学科)、デザイン工学部A方式Ⅰ日程(都市環境デザイン工・システムデザイン学科)、理工学部A方式Ⅰ日程(機械工(機械工学専修)・応用情報工学科)、生命科学部A方式Ⅰ日程(生命機能学科)の化学です。
化学の試験時間は75分で、配点は150点です。
デザイン工学部システムデザイン学科は3教科すべて受験したうえで、得点の高い2教科を合否判定で使用します。
目標得点率は70%以上に設定して勉強しましょう。
情報工・デザイン工・理工・生命科学部の情報(Ⅰ日程)
法政大学の公式サイトを参照してください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。
2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | |
Ⅰ | ・リチウムの性質 設問×7 | ・硫黄の単体と化合物 設問×15 | ・いろいろな合金 設問×17 |
Ⅱ | ・混合物の定量 設問×9 | ・ハロゲンの単体と化合物 設問×15 | ・化学反応のしくみと反応速度、結合エネルギー、化学平衡 設問×11 |
Ⅲ | ・酸化還元反応 設問×15 | ・アンモニアの電離平衡、緩衝液 設問×7 | ・いろいろな酸化物の性質と反応 設問×11 |
Ⅳ | ・芳香族化合物の分離 設問×10 | ・有機化合物と塩素の反応 設問×10 | ・分子量106.0の芳香族炭化水素の構造決定、合成樹脂 設問×10 |
難易度は標準的ですが、計算問題や論述問題などが出題されます。一部難しい問題が出題されています。
●対策
・理論化学
公式や原理は丸暗記するのではなく、仕組みを理解するようにしましょう。
有効数字の表示や単位変換などで引っかかっている人が多いので、問題演習を多くこなして理科独特の形式や考え方に慣れておきましょう。
理論化学は計算問題が多く出題されるので、こちらも問題をこなしながら早く、正確な計算ができるようにしていきましょう。
・無機化学
暗記すべき事項が多いため、仕組みを理解しつつ資料集などをつかってイメージでとらえていくといいでしょう。
文字情報だけでなく、実際の物質を見ながら覚えておくと記憶が強化されます。
また、覚えるだけでなく、こちらも問題演習を積んで形式に慣れておきましょう。
・有機化学
官能基の性質や物質の反応、構造決定をおさえましょう。
アルデヒド基→還元性・中性→CH3CHO(アセトアルデヒド)といったように官能基だけでなく、その性質と例を瞬時に言えるように反復していきましょう。
問題は典型的なものが多く、得意な受験生が多いため、失点しないようにしましょう。
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