法政大学 情報科(ディジタルメディア)、デザイン工(都市環境デザイン工・システムデザイン)、理工(機械工[機械工学]・応用情報工)、生命科学部(生命機能)の数学対策

本記事では法政大学 情報工・デザイン工・理工・生命科学部(Ⅰ日程)の数学対策について記載しています。
2月11日に実施される情報工学部A方式Ⅰ日程(ディジタルメディア学科)、デザイン工学部A方式Ⅰ日程(都市環境デザイン工・システムデザイン学科)、理工学部A方式Ⅰ日程(機械工(機械工学専修)・応用情報工学科)、生命科学部A方式Ⅰ日程(生命機能学科)の数学です。
数学の試験時間は90分で、配点は150点です。
デザイン工学部システムデザイン学科は3教科すべて受験したうえで、得点の高い2教科を合否判定で使用します。
目標得点率は70%以上に設定して勉強しましょう。
情報工・デザイン工・理工・生命科学部の情報(Ⅰ日程)
法政大学の公式サイトを参照してください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で7つです。(大問Ⅲ、Ⅳはデザイン工学部システムデザイン工学科、生命科学部生命機能学科、大問Ⅴ、Ⅵは情報科学部ディジタルメディア学科、デザイン工学部都市環境デザイン工学科、理工学部機械工学科機械工学専修・応用情報工学科を受験する人が回答します)
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。
2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | |
Ⅰ | ・正八角形の頂点で作る三角形 設問×2 | ・小問集合 設問×2 | ・小問集合 設問×2 |
Ⅱ | ・座標空間内の2つの四面体 設問×1 | ・三角形の面積比、交点の位置ベクトル 設問×1 | ・円周上の3点 設問××3 |
Ⅲ | ・加法定理と正接の値 設問×4 | ・対数と絶対値を含む関数 設問×3 | ・対数とガウス記号 設問×2 |
Ⅳ | ・3次関数のグラフと方程式の解および面積 設問×3 | ・3次関数のグラフと放物線 設問×2 | ・3次方程式の解、定積分 設問×1 |
Ⅴ | ・3次方程式の解 設問×2 | ・三角形の辺・角・面積、円の方程式 設問×1 | ・3項間漸化式 設問×1 |
Ⅵ | ・指数関数を含む関数の増減・凹凸、面積 設問×3 | ・関数の増減・凹凸、置換積分 設問×1 | ・小問集合 設問×2 |
Ⅶ | ・三角関数を含む関数の増減・凹凸、定積分 設問×1 | ・媒介変数表示された曲線、面積 設問×3 | ・関数の増減と凹凸 設問×1 |
微積分法は毎年必ず出題されています。
教科書の基本問題、章末問題レベルですが、融合問題もよく出題されます。
全問マークシート方式なので、計算ミスをするとそのまま大きな失点につながります。
●対策
『青チャート』や『基礎問題精講』などの基本的な解法が載っている問題集を解いていきながら、これらの問題集にある解法を一瞬でアウトプットできるようになるまで反復していきましょう。
丸暗記するのではなく、一つ一つ「なぜこうなっているのか」ということを理解しながら頭に入れていってください。
ここで意味がわからないまま頭に入れても応用することができず、いくら勉強しても数学の成績が伸びないということになります。
上記の問題集が終わったら、『数学の良問問題集』や『数学重要問題集』で応用問題に取り組んでいきましょう。
ここでは、すぐに解答解説を見るのではなく、手を動かしながら問題をできるところまで解いていきます。
ここで一つも筋道がわからないということが連続する場合は、定石のインプットが甘い可能性がありますので、チャート式などに戻りましょう。
応用問題が終わったら過去問演習をしていきます。
解法が思い浮かぶ問題と浮かばない問題にわけ、前者の問題を確実に解けるようにします。
計算力に不安があれば、『合格る計算』シリーズで計算力をつけていきましょう。
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