法政大学 情報科(コンピュータ科)、デザイン工(建築)、理工(電気電子工・経営システム工・創生科)、生命科(環境応用化・応用植物科)学部の化学対策

本記事では法政大学 情報工・デザイン工・理工・生命科学部(Ⅱ日程)の化学対策について記載しています。
2月14日に実施される情報工学部A方式Ⅱ日程(コンピュータ科学科)、デザイン工学部A方式Ⅱ日程(建築学科)、理工学部A方式Ⅱ日程(電気電子工・経営システム工・創生科学科)、生命科学部A方式Ⅱ日程(環境応用科・応用植物科学科)の英語です。
化学の試験時間は75分で、配点は150点です。
目標得点率は70%以上に設定して勉強しましょう。
情報工・デザイン工・理工・生命科学部の情報(Ⅱ日程)
法政大学の公式サイトを参照してください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で4つです。
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。
2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | |
Ⅰ | ・14族元素 設問×13 | ・純物質と混合物、混合物の分離、固体の溶解度 設問×9 | ・コロイド、溶解度積 設問×9 |
Ⅱ | ・温室効果ガスの性質 設問×6 | ・アンモニアの反応 設問×14 | ・窒素酸化物の性質と反応、化学平衡 設問×15 |
Ⅲ | ・水溶液の電気分解 設問×14 | ・鉛蓄電池、燃料電池 設問×14 | ・鉄の精錬、アセチレンの製法 設問×12 |
Ⅳ | ・プロペンの誘導体 設問×9 | ・芳香族化合物の構造決定 設問×7 | ・αーアミノ酸の構造と反応、等電点、食品の窒素含有量 設問×11 |
計算問題と空所補充問題が多く出題されます。計算問題では計算過程を求められます。
理由や根拠を説明する論述問題なども出題されます。
理論化学、無機化学、有機化学から幅広く出題されていますが、理論化学からの出題が目立ちます。
●対策
・理論化学
公式や原理は丸暗記するのではなく、仕組みを理解するようにしましょう。
有効数字の表示や単位変換などで引っかかっている人が多いので、問題演習を多くこなして理科独特の形式や考え方に慣れておきましょう。
理論化学は計算問題が多く出題されるので、こちらも問題をこなしながら早く、正確な計算ができるようにしていきましょう。
・無機化学
暗記すべき事項が多いため、仕組みを理解しつつ資料集などをつかってイメージでとらえていくといいでしょう。
文字情報だけでなく、実際の物質を見ながら覚えておくと記憶が強化されます。
また、覚えるだけでなく、こちらも問題演習を積んで形式に慣れておきましょう。
・有機化学
官能基の性質や物質の反応、構造決定をおさえましょう。
アルデヒド基→還元性・中性→CH3CHO(アセトアルデヒド)といったように官能基だけでなく、その性質と例を瞬時に言えるように反復していきましょう。
問題は典型的なものが多く、得意な受験生が多いため、失点しないようにしましょう。
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