法政大学 情報科(コンピュータ科)、デザイン工(建築)、理工(電気電子工・経営システム工・創生科)、生命科(環境応用化・応用植物科)学部の数学対策

本記事では法政大学 情報工・デザイン工・理工・生命科学部(Ⅱ日程)の数学対策について記載しています。
2月14日に実施される情報工学部A方式Ⅱ日程(コンピュータ科学科)、デザイン工学部A方式Ⅱ日程(建築学科)、理工学部A方式Ⅱ日程(電気電子工・経営システム工・創生科学科)、生命科学部A方式Ⅱ日程(環境応用科・応用植物科学科)の英語です。
数学の試験時間は90分で、配点は150点です。
目標得点率は70%以上に設定して勉強しましょう。
情報工・デザイン工・理工・生命科学部の情報(Ⅱ日程)
法政大学の公式サイトを参照してください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で7つです。(大問Ⅳ、Ⅴは生命科学部応用植物科学科、大問Ⅵ、Ⅶは情報科学部コンピュータ科学科、デザイン工学部建築学科、理工学部電気電子工学科・経営システム工学科・創生科学科、生命科学部環境応用化学科の受験生が回答します)
大問ごとの問題と構成は下の表を参照してください。
2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | |
Ⅰ | ・三角形と平行四辺形 設問×1 | ・小問集合 設問×3 | ・反復試行の確率 設問×7 |
Ⅱ | ・指数・対数の計算と桁数、値の大小関係 設問×4 | ・平面ベクトルと図形 設問×2 | ・三角形や円周上の点 設問×1 |
Ⅲ | ・数字を並び替えてできる整数、三角関数を含む方程式・関数 設問×4 | ・指数関数を含む方程式の解 設問×6 | ・三角関数を含む関数の最大・最小 設問×1 |
Ⅳ | ・式の値、1の3乗根 設問×2 | ・絶対値付きの2次関数と面積、3次関数と極値 設問×2 | ・数列の和と不定方程式 設問×3 |
Ⅴ | ・3次関数のグラフと接線、面積 設問×1 | ・和と一般項の関係、3項間漸化式 設問×2 | ・放物線、通過領域、面積 設問×3 |
Ⅵ | ・三角関数を含む関数と接線、面積 設問×1 | ・媒介変数表示された曲線と面積 設問×3 | ・2円に接する円の中心の軌跡、回転体の体積 設問×3 |
Ⅶ | ・無理関数・対数関数を含む関数の増減・凹凸、定積分 設問×2 | ・関数の増減・凹凸、面積 設問×1 | ・数列の和や極限、区分求積法、関数の増減と凹凸 設問×1 |
微積分法は毎年必ず出題されています。場合の数と確率、三角関数、ベクトルが頻出分野です。
教科書の基本問題、章末問題レベルですが、融合問題もよく出題されます。
全問マークシート方式なので、計算ミスをするとそのまま大きな失点につながります。
●対策
『青チャート』や『基礎問題精講』などの基本的な解法が載っている問題集を解いていきながら、これらの問題集にある解法を一瞬でアウトプットできるようになるまで反復していきましょう。
丸暗記するのではなく、一つ一つ「なぜこうなっているのか」ということを理解しながら頭に入れていってください。
ここで意味がわからないまま頭に入れても応用することができず、いくら勉強しても数学の成績が伸びないということになります。
上記の問題集が終わったら、『数学の良問問題集』や『数学重要問題集』で応用問題に取り組んでいきましょう。
ここでは、すぐに解答解説を見るのではなく、手を動かしながら問題をできるところまで解いていきます。
ここで一つも筋道がわからないということが連続する場合は、定石のインプットが甘い可能性がありますので、チャート式などに戻りましょう。
応用問題が終わったら過去問演習をしていきます。
解法が思い浮かぶ問題と浮かばない問題にわけ、前者の問題を確実に解けるようにします。
計算力に不安があれば、『合格る計算』シリーズで計算力をつけていきましょう。
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