立教大学 一般入試の地理対策

本記事では立教大学 一般入試の地理対策について記載しています。

立教大学の一般入試は全学部が対象です。
地理の試験時間は60分ですが、配点は学部ごとに異なるので下の表を参照してください。

文学部(史学科)200点
文学部(キリスト教、文、教育学科)、異文化コミュニケーション学部、観光学部150点
社会学部、コミュニティ福祉学部、現代心理学部、スポーツウェルネス学部100点

目標得点率は80%以上に設定して勉強しましょう。

一般入試の情報

募集人員などの情報は立教大学の公式サイトを参照してください。

各項目の傾向と対策

大問は全部で3つです。
日程は2月6日、8日、9日、12日、13日の5日間ありますが、地理の受験ができる日程は2月8日のみです。

・2025年度

コーヒーの生産・輸出と消費の変化18問(選択、記述、記述説明)
都市と村落の関係21問(選択、記述、記述説明)
北海道上富良野付近の地形図読図と北海道の自然・産業14問(選択、記述、記述説明)

・2024年度

小麦の栽培と利用16問(選択と記述)
イタリアの地誌15問(選択と記述)
九州地方の自然・産業と熊本県熊本市・菊陽町付近の地形図読図11問(選択、記述、記述説明)

・2023年度

グローバル化が世界にもたらす影響13問(選択、記述、記述説明)
北欧の地誌15問(選択、記述、記述説明)
長野県白馬村付近の地形図読図と地域調査12問(選択、記述、記述説明)

・2022年度

『三国志』からみる中国地誌11問(選択、記述、記述説明)
アンデス山脈周辺の地誌14問(選択、記述、記述説明)
福岡県平尾台付近の地形図読図とカルスト地形13問(選択、記述、記述説明)

・2021年度

高知県高知市周辺の地形図読図と自然環境15問(選択と記述)
ヨーロッパの地形・気候・植生と生活15問(選択、記述、記述説明)
世界の農業と近年の動向19問(選択、記述、記述説明)

地誌、系統地理の他に毎年必ず地形図読図が出題されています。
選択問題、記述問題、記述説明問題だけでなく、図の作成なども出題されます。

●問題別の分析
・選択問題
文中にある空所に入る語句、文中の下線部に関する選択問題、地図、グラフ、表を用いた問題などが出題されます。
語句や知識を確認する問題は参考書、問題集、一問一答などを使用して正確な知識を頭にいれていきましょう。
地図、グラフ、表を用いた問題は地誌や系統地理で得た知識を地図を確認しながら勉強すると効果的です。

・記述問題
文中の空所に入る語句を記述する問題などが出題されます。
例えば、2025年度で出題された「カリフォルニア州のIT関連産業の集積地である( イ )の都市が台頭した」と書いてあれば、空所の前後から判断して「シリコンバレー」と解答します。
こういった問題も参考書、問題集、一問一答などで頭に入れていきましょう。

・記述説明問題
「ハワイ島の成因」などある地理や現象などを説明する問題が出題されます。
語句などの単発の知識だけでなく、背景にある理由などを説明できるようにしておきましょう。
問題集だけではなく、過去問を利用して演習を積んでおきましょう。

GMARCH対策のまとめはこちら!↓

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