立教大学 一般入試の数学対策

本記事では立教大学 一般入試の数学対策について記載しています。
立教大学の一般入試は全学部が対象です。
数学の試験時間は60分ですが、配点は学部ごとに異なるので下の表を参照してください。
文学部(史) | 200点 |
文学部(キリスト教、文、教育)、異文化コミュニケーション学部、観光学部 | 150点 |
経営学部、経営学部、社会学部、法学部、コミュニティ福祉学部、現代心理学部、スポーツウェルネス学部 | 100点 |
目標得点率は75%以上に設定して勉強していきましょう。
一般入試の情報
募集人員などの情報は立教大学の公式サイトを参照してください。
各項目の傾向と対策
大問は全部で3つです。
日程は2月6日、8日、9日、12日、13日の5日間ありますが、2月6日と8日の情報を記載します。
●2月6日
2025年度 | 2024年度 | |
Ⅰ | ・小問集合×6 1. 数と式(数学Ⅰ) 2. 三角関数(数学Ⅱ) 3. 対数関数(数学Ⅱ) 4. 平面ベクトル(数学C) 5. 2次関数(数学Ⅰ) 6. 微分、解と係数の関係(数学Ⅱ) | ・小問集合×6 1. 対数関数(数学Ⅱ) 2. 恒等式(数学Ⅱ) 3. 確率の基本性質(数学A) 4. 図形と計量(数学Ⅰ) 5. 数列(数学B) 6. 積分(数学Ⅱ) |
Ⅱ | ・カードをn回取るときの和が偶数となる確率、漸化式、数列(数学A、B) 設問×5 | ・接線、点と直線の距離、三角形の面積、相加平均と相乗平均の関係(数学Ⅱ、B) 設問×6 |
Ⅲ | ・円と放物線の共通接線、囲まれた図形の面積、扇形の面積(数学Ⅱ) 設問×5 | ・内積計算、垂線の足の位置ベクトル、対称点の位置ベクトル(数学Ⅱ、B) 設問×5 |
2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | |
Ⅰ | ・小問集合×7 1. 三角関数(数学Ⅱ) 2. 三角関数(数学Ⅱ) 3. 図形と計量(数学Ⅰ) 4. 確率の基本性質(数学A) 5. 平面ベクトル(数学B) 6. 2次関数(数学Ⅰ) 7. 図形の問題(数学Ⅰ、A) | ・小問集合×6 1. 数と式(数学Ⅰ) 2. 数と式(数学Ⅰ) 3. 式と証明(数学Ⅱ) 4. 確率の基本性質(数学A) 5. 数列(数学B) 6. データの分析(数学A) | ・小問集合×6 1. 相加平均と相乗平均の関係(数学Ⅱ) 2. 図形と計量(数学Ⅰ) 3. 確率の基本性質(数学A) 4. 平面ベクトル(数学B) 5. 対数の計算(数学Ⅱ) 6. データの分析(数学A) |
Ⅱ | ・積み立て預金と複利法、2項間の漸化式、対数計算と不等式(数学Ⅱ、B) 設問×5 | ・ベクトルの内積、垂直、相加平均と相乗平均の関係、2次不等式(数学B) 設問×5 | ・1次式のついた隣接2項間の漸化式と置き換え、Σ計算(数学Ⅱ、B) 設問×4 |
Ⅲ | ・2次関数の接線、直線に関する対称移動、線分と放物線が囲む部分の面積(数学Ⅱ) 設問×5 | ・2次関数の接線、法線、円と放物線の共有点、領域の面積(数学Ⅱ) 設問×5 | ・2直線のなす角とtanの加法定理、放物線と接線が囲む部分の面積(数学Ⅱ) 設問×5 |
●2月9日
2025年度 | 2024年度 | |
Ⅰ | ・小問集合×6 1. 指数の計算(数学Ⅱ) 2. 確率の基本性質(数学A) 3. 数列(数学B) 4. 直線の交点(数学Ⅱ) 5. 積分(数学Ⅱ) 6. ベクトル(数学C) | ・小問集合×6 1. 整数の性質(数学Ⅰ) 2. 確率の基本性質(数学A) 3. 図形の性質(数学A) 4. 数と式(数学Ⅰ) 5. 微分(数学Ⅱ) 6. 直線上の点(数学Ⅰ) |
Ⅱ | ・2直線のなす角とtan、三角形の面積、正の数の相加平均と相乗平均の関係の利用(数学Ⅰ) 設問×5 | ・指数、対数計算、数列の漸化式、階差数列、等比数列の和、Σの計算(数学Ⅱ、B) 設問×5 |
Ⅲ | ・3次関数の極値、3次方程式の異なる実数解の個数、線分の長さの比(数学Ⅱ) 設問×6 | ・放物線と直線が接する条件、直線と曲線が囲む部分の面積(数学Ⅱ) 設問×5 |
2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | |
Ⅰ | ・小問集合×7 1. 図形と計量(数学Ⅰ) 2. 2項定理(数学Ⅱ) 3. 対数の計算(数学Ⅱ) 4. 図形の性質(数学A) 5. 複素数の計算(数学Ⅱ) 6. ベクトル(数学B) 7. 数列(数学B) | ・小問集合×7 1. 複素数の計算(数学Ⅱ) 2. 2次不等式(数学Ⅰ) 3. 数と式(数学Ⅰ) 4. 対数の計算(数学Ⅱ) 5. 場合の数(数学A) 6. データの分析(数学A) 7. 平面ベクトル(数学B) | ・小問集合×7 1. 数と式(数学Ⅰ) 2. 円と直線(数学Ⅱ) 3. 複素数の計算(数学Ⅱ) 4. 2次関数(数学Ⅰ) 5. ベクトル(数学B) 6. 確率の基本性質(数学A) 7. 命題(数学A) |
Ⅱ | ・4人でじゃんけんをするときの確率、あいこになる確率(数学A) 設問×5 | ・三角形の面積、2倍角の公式、余弦定理、三角形の相似とcos36°(数学Ⅰ、Ⅱ) 設問×5 | ・等差数列の和、Σ計算、定積分、恒等式(数学Ⅱ、B) 設問×4 |
Ⅲ | ・2次関数と直線が囲む部分の面積、最小にする傾き(数学Ⅱ) 設問×5 | ・3次関数の極値、面積の最小値、相加平均と相乗平均の関係(数学Ⅱ) 設問×4 | ・三角関数の定義、合成、半角の公式、種々の性質(数学Ⅱ) 設問×5 |
小問集合はマーク式ですが、大問2と3は記述式での回答です。
全般的に単元を問わずまんべんなく出題されています。あからさまな難問は少なく、標準的なレベルの問題を正確に短い時間の中で解いていく能力が問われています。
●対策
『青チャート』や『基礎問題精講』などの基本的な解法が載っている問題集を解いていきながら、これらの問題集にある解法を一瞬でアウトプットできるようになるまで反復していきましょう。
丸暗記するのではなく、一つ一つ「なぜこうなっているのか」ということを理解しながら頭に入れていってください。
ここで意味がわからないまま頭に入れても応用することができず、いくら勉強しても数学の成績が伸びないということになります。
上記の問題集が終わったら、『数学の良問問題集』や『数学重要問題集』で応用問題に取り組んでいきましょう。
ここでは、すぐに解答解説を見るのではなく、手を動かしながら問題をできるところまで解いていきます。
ここで一つも筋道がわからないということが連続する場合は、定石のインプットが甘い可能性がありますので、チャート式などに戻りましょう。
応用問題が終わったら過去問演習をしていきます。
解法が思い浮かぶ問題と浮かばない問題にわけ、前者の問題を確実に解けるようにします。
計算力に不安があれば、『合格る計算』シリーズで計算力をつけていきましょう。
GMARCH対策のまとめはこちら!↓