明治大学 農学部の化学対策

本記事では明治大学 農学部の化学対策について記載しています。

農学部は英語が必須で、残り2科目は国語・数学・理科の中から選択します。
農業政策学科のみ残りの2科目は国語・数学・地歴公民・理科から選択できます。

農学部の化学の試験時間は120分(2科目あわせて)で、配点は150点(2科目で300点)です。

目標得点率は65%以上に設定して勉強しましょう。

農学部の情報(個別入試・3科目)

学科年度募集人員志願者数受験者数合格者数競争率
2025851,0968942433.7
2024901,2401,0492663.9
2023901,1369122753.3
2022901,1329422973.2
2021909877852692.9
農芸化2025849177471933.9
2024841,0378602014.3
2023849297732323.3
2022908526982502.8
2021906985712102.7
生命科2025921,6161,3803084.5
2024921,3161,0602574.1
2023921,3811,1233043.7
2022921,0819163063.0
2021921,1429392793.4
食料環境政策2025791,0879521865.1
2024791,1581,0371865.6
2023791,1061,0082174.6
2022791,1089962114.7
2021799298441665.1

*数値には追加合格・補欠合格・特別措置を含みます。

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。
年度別の内容を確認しましょう。

2025年度2024年度
・水の状態
設問×10
・ナトリウム
設問×11
・酵素
設問×9
・油脂、電池
設問×7
・硫黄
設問×9
・鉄、イオンが含まれる水溶液
設問×8
・エチレン
設問×9
・芳香族化合物、ジエチルエーテル水溶液
設問×9
2023年度2022年度2021年度
・デンプン、セルロース、再生繊維
設問×10
・有機化合物
設問×6
・エタノール、酢酸
設問×6
・代謝
設問×9
・生成熱、ルシャトリエの原理、酢酸
設問×2
・熱化学方程式、反応速度
設問×7
・次亜塩素酸水
設問×6
・植物とカルシウム
設問×6
・アルミニウム
空所×8
・油脂
設問×8
・構造式
設問×8
・鎮痛作用のある有機化合物
設問×7

理論化学、無機化学、有機化学がバランスよく出題されます。
主に空所補充問題ですが、選択式と記述式があります。

●対策
・理論化学
公式や原理は丸暗記するのではなく、仕組みを理解するようにしましょう。
有効数字の表示や単位変換などで引っかかっている人が多いので、問題演習を多くこなして理科独特の形式や考え方に慣れておきましょう。
理論化学は計算問題が多く出題されるので、こちらも問題をこなしながら早く、正確な計算ができるようにしていきましょう。

・無機化学
暗記すべき事項が多いため、仕組みを理解しつつ資料集などをつかってイメージでとらえていくといいでしょう。
文字情報だけでなく、実際の物質を見ながら覚えておくと記憶が強化されます。
また、覚えるだけでなく、こちらも問題演習を積んで形式に慣れておきましょう。

・有機化学
官能基の性質や物質の反応、構造決定をおさえましょう。
アルデヒド基→還元性・中性→CH3CHO(アセトアルデヒド)といったように官能基だけでなく、その性質と例を瞬時に言えるように反復していきましょう。
問題は典型的なものが多く、得意な受験生が多いため、失点しないようにしましょう。

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