明治大学 農学部の政治経済対策

本記事では明治大学 農学部の政治経済対策について記載しています。
農学部は英語が必須で、残り2科目は国語・数学・理科の中から選択します。
農業政策学科のみ残りの2科目は国語・数学・地歴公民・理科から選択できます。
農学部の政治経済の試験時間は120分(2科目あわせて)で、配点は150点(2科目で300点)です。
目標得点率は65%以上に設定して勉強しましょう。
農学部の情報(個別入試・3科目)
学科 | 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 競争率 |
農 | 2025 | 85 | 1,096 | 894 | 243 | 3.7 |
2024 | 90 | 1,240 | 1,049 | 266 | 3.9 | |
2023 | 90 | 1,136 | 912 | 275 | 3.3 | |
2022 | 90 | 1,132 | 942 | 297 | 3.2 | |
2021 | 90 | 987 | 785 | 269 | 2.9 | |
農芸化 | 2025 | 84 | 917 | 747 | 193 | 3.9 |
2024 | 84 | 1,037 | 860 | 201 | 4.3 | |
2023 | 84 | 929 | 773 | 232 | 3.3 | |
2022 | 90 | 852 | 698 | 250 | 2.8 | |
2021 | 90 | 698 | 571 | 210 | 2.7 | |
生命科 | 2025 | 92 | 1,616 | 1,380 | 308 | 4.5 |
2024 | 92 | 1,316 | 1,060 | 257 | 4.1 | |
2023 | 92 | 1,381 | 1,123 | 304 | 3.7 | |
2022 | 92 | 1,081 | 916 | 306 | 3.0 | |
2021 | 92 | 1,142 | 939 | 279 | 3.4 | |
食料環境政策 | 2025 | 79 | 1,087 | 952 | 186 | 5.1 |
2024 | 79 | 1,158 | 1,037 | 186 | 5.6 | |
2023 | 79 | 1,106 | 1,008 | 217 | 4.6 | |
2022 | 79 | 1,108 | 996 | 211 | 4.7 | |
2021 | 79 | 929 | 844 | 166 | 5.1 |
*数値には追加合格・補欠合格・特別措置を含みます。
各項目の傾向と対策
大問は全部で5つです。
年度別の内容を確認しましょう。
・2025年度
Ⅰ | 政治 | 10問(選択と記述) |
Ⅱ | 国際的な政治や経済 | 10問(選択と記述) |
Ⅲ | 多様な働き方や格差の問題 | 10問(選択と記述) |
Ⅳ | 環境問題 | 10問(選択と記述) |
Ⅴ | 農業・食料・農村 | 10問(選択と記述) |
・2024年度
Ⅰ | 政治 | 10問(選択と記述) |
Ⅱ | 国際的な政治や経済 | 10問(選択と記述) |
Ⅲ | 令和の課題 | 10問(選択と記述) |
Ⅳ | 環境問題 | 10問(選択と記述) |
Ⅴ | 『食料・農業・農村白書』 | 10問(選択と記述) |
・2023年度
Ⅰ | 政治 | 10問(選択と記述) |
Ⅱ | 国際政治・経済 | 10問(選択と記述) |
Ⅲ | 日本経済 | 10問(選択と記述) |
Ⅳ | 環境問題 | 10問(選択と記述) |
Ⅴ | 食料・農業・農村 | 10問(選択と記述) |
・2022年度
Ⅰ | 日本の政治 | 10問(選択と記述) |
Ⅱ | 国際政治 | 10問(選択と記述) |
Ⅲ | 日本経済 | 10問(選択と記述) |
Ⅳ | 環境問題 | 10問(選択と記述) |
Ⅴ | 食料や農業 | 10問(選択と記述) |
・2021年度
Ⅰ | 政治 | 8問(選択と記述) |
Ⅱ | 日本の経済 | 8問(選択と記述) |
Ⅲ | 世界経済 | 9問(選択と記述) |
Ⅳ | 環境問題 | 10問(選択と記述) |
Ⅴ | 食料・農業・農村問題 | 10問(選択と記述) |
大問1が政治、大問2が国際政治・経済、大問3が日本の経済や抱える課題、大問4が環境問題、大問5が食料・農業・農村問題が出題されるという構成はほとんど変化がありません。
設問は各大問で10題ずつ出題され、合計50題です。(2021年度は設問の数が異なります)
●問題別の分析
・選択問題
文章の内容や下線部に関する一問一答形式の問題が出題されます。
実際に2024年度で出題された問題を見てみましょう。
国家や人権に関する記述として、次のなかから最も適切でないものの記号
を一つ選び、解答欄1にマークしなさい。
A 国家の三要素とは、領域、国民、主権をさす。
B フランス人権宣言につづいて、アメリカでもヴァージニア権利草典がつくられた。
C「法の支配」は、中世から存在する観念である。
D ボーダンのいう主権国家は君主が統治する国家であった。
正解はBです。
フランス人権宣言は1789年、ヴァージニア権利章典は1776年に作られたものなので、選択肢Bは時系列が逆です。
以上のように年号をはじめとして、ただ用語を覚えているだけではなく、情報を整理して頭の中に入れておく必要があります。
・記述問題
選択問題と同じように文章の内容や下線部に関連した一問一答形式の問題です。
実際に2023年度で出題された問題を見てみましょう。
下線部コ)「経済社会」に関して、公害は対価を受け取ることなく他の経済活動から生産や生活が悪影響を受ける外部不経済の典型例であるが、このようにマーケットメカニズムがうまく機能しないケースを一般に______という。空欄______に入る旬を解答欄108に5文字で記入しなさい。
正解は「市場の失敗」です。
以上のように参考書だけでなく一問一答や問題集などを利用して用語とその内容を一致させましょう。
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