明治大学 農学部の地理対策

本記事では明治大学 農学部の地理対策について記載しています。

農学部は英語が必須で、残り2科目は国語・数学・理科の中から選択します。
農業政策学科のみ残りの2科目は国語・数学・地歴公民・理科から選択できます。

農学部の地理の試験時間は120分(2科目あわせて)で、配点は150点(2科目で300点)です。

目標得点率は65%以上に設定して勉強しましょう。

農学部の情報(個別入試・3科目)

学科年度募集人員志願者数受験者数合格者数競争率
2025851,0968942433.7
2024901,2401,0492663.9
2023901,1369122753.3
2022901,1329422973.2
2021909877852692.9
農芸化2025849177471933.9
2024841,0378602014.3
2023849297732323.3
2022908526982502.8
2021906985712102.7
生命科2025921,6161,3803084.5
2024921,3161,0602574.1
2023921,3811,1233043.7
2022921,0819163063.0
2021921,1429392793.4
食料環境政策2025791,0879521865.1
2024791,1581,0371865.6
2023791,1061,0082174.6
2022791,1089962114.7
2021799298441665.1

*数値には追加合格・補欠合格・特別措置を含みます。

各項目の傾向と対策

大問は全部で4つです。(2022年度は3つでした)
年度別の内容を確認しましょう。

・2025年度

世界の資源と産業15問(選択と記述)
G7サミット13問(選択と記述)
南アメリカの地図15問(選択と記述)
地形図13問(選択と記述)

・2024年度

G7サミット11問(選択と記述)
アジアの地図13問(選択と記述)
アフリカの地図14問(選択と記述)
地形図12問(選択)

・2023年度

ヨーロッパの地図12問(選択と記述)
第9回米州首脳会議13問(選択と記述)
世界の農業と食糧12問(選択と記述)
地形図13問(選択と記述)

・2022年度

南アジア、東南アジアの地図13問(選択と記述)
イギリスの地図14問(選択と記述)
地形図18問(選択と記述)

・2021年度

北米の地図14問(選択と記述)
オーストラリアの地図14問(選択と記述)
世界の食糧と農業14問(選択と記述)
地形図9問(選択と記述)

地誌、系統地理がバランスよく出題されます。問題は選択問題と記述問題で、当然、地形図や地図やグラフや表からも出題されます。
2022年度のみ大問が3つでしたが、基本的に大問は4つで、各大問の設問数は13〜15個です。

●問題別の分析
・選択問題
空所補充問題、適切な文や不適切な文を選ぶ問題、グラフや表などを参照して読み取れたことを選ぶ問題、地図で該当する部分を選択する問題などです。

実際に2023年度で出題された問題を見てみましょう。

下線部(ア)に関して、カリフォルニア州東部に連なる山脈の名前として、適
切なものを一つ選び、記号をマークせよ。
A アパラチア山脈
B 海岸山脈
C カスケード山脈
D シエラネヴァダ山脈
E ロッキー山脈

正解はDです。
以上のような一問一答系の問題は基本的なものが多いので落とさないようにしましょう。

・記述問題
一問一答問題、空所補充問題などです。

実際に2023年度で出題された問題を見てみましょう。

ウクライナからロシア南西部にかけて肥沃な黒色土が広く分布しており、農業生産が盛んである。この肥沃な黒色土を何と呼ぶか、カタカナ7文字で解答番号 102に記入せよ。

正解は「チェルノーゼム」です。
選択問題と同じように基本的な問題が出題されるので落とさないようにしましょう。

・地図、地形図、グラフ・表などの読み取り
資料を読み取って問題に回答する問題が多く出題されます。
地理の試験では頻出の問題なので、実際の問題を解いて形式に慣れていきましょう。

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